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<週末に起こる片頭痛>
(A子)今月は毎週日曜日の朝に頭痛がして、せっかくの休日がだいなしになるので、日頃の行いが悪いからと夫に冗談を言われるのですが。。。
(医師)A子さんの場合は「週末頭痛」と言って、仕事や家事が忙しくてストレスがたまっている状態で、週末になってやれやれと急に緊張状態からリラックスの状態になったときに、血管が拡張して頭痛が起こりやすくなるのです。
<女性ホルモンと片頭痛>
(A子)生理の前にも頭痛がすることがあるんですが、これも片頭痛でしょうか?
(医師)女性ホルモンのエストロゲンは血管の緊張を調節する働きがあります。
生理の前後はエストロゲンが急激に変化し、血管の緊張の程度が変わるために片頭痛がおきやすくなります。
妊娠中はエストロゲンが高値のまま安定するために、頭痛が軽くなります。
(A子)そういえば、最初の子供を妊娠したときに頭痛がしなくなって不思議に思っていました。
(医師)昔のようにたくさんの子供を産んだお母さんは、経験的にこのことを知っていて、頭痛が軽くなって妊娠が分かる人もいたようです。
<チョコレートと頭痛>
(A子)他に頭痛を誘発するものはありますか?
(医師)片頭痛の人はお酒をお好きでない方が多いのですが、それはアルコールが血管を拡げる作用があるために、経験的に頭痛がひどくなることをご存じなんでしょうね。
チョコレート、赤ワインそしてチーズに入っているチラミンやフェニルアラニンが血管を拡げます。
ビタミンEも血管を拡げるので、これを含む健康食品には注意をする必要があります。
<人と音と光>
(医師)人ごみの中に入ったり、騒音を聞いたり、まぶしい光を見ても頭痛が起こることがあります。
<片頭痛の応急処置>
(A子)頭が痛いときは、薬を飲んで頭を冷やして寝ているだけなのですが、なるべく早く直すにはどうしたらよろしいでしょうか?
(医師)A子さんのしていることは正しいです。
まず発作が軽いうちに市販の頭痛薬を飲んでください。そうすると血管周囲の炎症が少し抑えられて、片頭痛の発作が軽くなります。
あとは暗い静かな部屋で横になり、こめかみや目のまわりを冷やしてください。そうしながら一寝入りすると発作が治まっています。
<市販薬との付き合い方>
(A子)最近市販の薬があまり効果がなくなってきて困っているのですが。。。
(医師)現在100種類を超える痛み止めが販売されていますが、その化学成分はアスピリン、アセトアミノフェン、イブプロフェンの3種類です。
大部分の市販薬はそれらの合剤で、配合の程度が商品によって異なっているだけです。
効能書きを無視して大量に飲む人がいるので、量を低めに設定しています。ですから、痛みを抑えられても、完全にゼロにすることはできません。
薬を飲んで2時間安静にしていても痛みが治まらない場合は、効果がないものと思ってください。
あと1~2種類は試してみる価値がありますが、それでもだめな場合は専門医の診察を受けたほうが良いでしょう。それは片頭痛の特効薬があるからです。
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