| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | |||
| 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
| 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
| 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
| 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
< 救うべき生命の許へ…… | メイン | 広島大学学長浅原さんの主張がすばらしすぎ... >
人は、物事を、眼で見る。耳で確認する。
しかし、それをどう捕らえるかは、心の(頭の)もちようによる。
すごく香ばしい事態になりつつある、ある病院での出来事です。
すでに、このあまりにもあまりな、香ばしさに、名だたる、医師ブロガーたちが言及していらっしゃいます。
医師ブロガーだけではありません。
イパーン人の方がたも参戦です。
あかがまも、いろいろ読み込んでみましたが。
ものの見方が、これほどまでに、イパーン人と医者の間に違いがあるとは、あかがまも、うなってます。
「うなるエンジン、科学の忍者」といったところでしょうか。
イパーン人は、この事件の概要を、大手マスゴミ(大苦笑)のニュースサイトで知ります。
あーもうその時点で、マスゴミの思考誘導にはまっているわけで。
基本、マスゴミにとって、医者は、「敵」
一人でも多くの敵である医者の人生をめちゃめちゃにして、
一人でも多くの敵である医者の一生を台無しにするのが、マスゴミの奴らの、
「究極のスリル!」
そのため、「今の世の中なんでもありさ」と、嘯きます。
どんな小さな材料でも、捕まえて、医者のすべてを貶める材料に捏造加工をする名人です。
わかりますね。
はい。
某病院で、アルコール性肝硬変の女性に、研修医が、腹水穿刺を施行した後、容態が急変して、死亡するという出来事がありました。
イパーン人の人は、「かんこうへん」という病気を聞いても、果たしてどういう病気なのか、理解することは難しいでしょう。
せいぜいで、肝炎のわるうなったやつ。これぐらいでしょうか。
基本、肝硬変というのは、慢性的に経過することが多いので、そんな重い病気じゃねーだろうって、思われる人も多いかもしれません。
まあ、この病気って、とことん悪くなって、非代償性肝硬変(あかがまたちは、でこんぺったちろうぜ(decompensated liver cirrhosis)とよびますが)って状態になると、まあ、命がいつあやうくなってもおかしかないわけですよ。
まーテレビドラマなら、奇特な人が、ぴちぴちの肝臓を提供してくれて、朝田君みたいな神の手の名外科医がわおーって移植手術をしてなおしちゃうんだけどね。
現実には、根本的な治療法はなく、ほぼ柔道一直線に悪くなるこつが多い。
とくに、非代償性肝硬変になると、
低蛋白血症になって、腹水がたまる。
門脈圧亢進により、食道静脈・腹壁の皮静脈が腫れてくる。
凝固能の低下により、出血したとき、血が止まりにくい。
たまった腹水を抜く治療(これは、腹水の性状をしらべるための検査のためでもある)のあと、止血が難しいという緊急事態に出くわすことは、内科医をやっていると、ままありえることではあります。
あうあうあ。
その後の経過がよくわからないので、あかがまは、医療ミス云々については、これ以上言及できる情報材料がありませんので、言う立場にありません。
ありませんが、イパーン人の方にとっては、そうではありません。
「ひとが死んでるんやで!」
あ、あー。あうあうあ。
それは認めなければいけない事実です。
が、
いや、いや、もう、いいますまい。
同じものを、見ていても、立場と経験が、医療の現場でずーっといるものと、いない人の間に、これほどの見解の差があるのかと。
医療において、残念な結果に終わったら、「すべて医療ミス」なのです。
患者さんが死ぬなどという事態になったら、もう医者は、ただじゃ済まない時代になったわけで。
手技を、研修医にやらせた、研修医にやらせた、と世間の人はお怒りですが、正直、こういう、病期なら、研修医がやっても、ベテランがやっても、大局的な違いはなかったと思いますが、
そこが、もう
「研修医が失敗した」ということが、
マスゴミにとっては、突っ込みどころになるわけで。
しかも、立場の弱い研修医を問い詰めて、録音したボイスレコーダーの「一部」を、放送して、あうあうあ。
その、テレビをみるあかがまは、「……」
もう、
日本の医療、終わりでいいよ。
勝手に、もうどこからでも医師を見つけてきて、強制配置で医療再建だ、なんだと勝手に、さわいでくだされ。
もう、やっぱりね。
自分の身が可愛かったら、こんな、危険な症例に、医者が手を出しちゃいかんのですよ!
腹水穿刺なんちゅう、数百点の(ごめん、調べてない)やすーい報酬で、もしも経過がわるければ、それこそ、マスゴミの報道によって、一生をめちゃくちゃにされるような手技を、やろうとしたこと自体が彼らのミスだったわけで。
もういいから、やめちゃおうよ。
日本の医療。
医療を受ける側、供給する側に、これほど思考の溝があったなら、もう、埋めることはむりでっしゃろ。
さよぉなら!
さよぉなら!
では、尊敬する海堂尊先生の新作、「イノセント・ゲリラの祝祭」の序章を載せて、一旦、さよぉならしたいと思います。
みなさん、本当に長い間ありがとうございました。
どこかで、またお会いしましょう。
see you again!
賢人と街人
(『イノセント・ゲリラの祝祭』海堂尊 宝島社 P10・11)
――どうしてあなたはこの街を去るのですか、賢人よ。
街人よ、払はこの街に倦み疲れたからだ。
――なぜぜお疲れにお疲れになってしまったのですか。
この街の人々は、私の知によって利を得ている時はその恩を語らず、私の間違いにより害を得た時には声高く責め立てるからだ。
――賢人よ。だがその声に応えることは、優れているあなたの責務ではないのですか。
賢人は街人を見て、微笑む。
街人よ。あなたから見ればその通りであろう。だが、あなたに従えば、この街で私は滅びる。私が滅びたら、その時は世界も滅びるだろう。だから私がこの街を去ることは、この世界のためなのだ。私がこの街を去れば、私は自分の身を守ることができる。
――生まれ育ったこの街を、私利私欲のために捨てるとおっしゃるのですか。
違う。この街を去れば私は、私を大切にしてくれる新しい街で、生き永らえるであろう。
そうすれば、私は別の街でこの世界の一部を救い続けることができる。それは世界のためであり、そのためには、たとえこの街が滅びようとも仕方がない。
その言葉を聞いて、俗人は賢人に跪く。
――賢人よ、どうか今一度、私たちに希望をください。
賢人は目を閉じ、考えこむ。やがて厳かに言う。
街人よ。ならば一夜の猶予を与えよう。明朝までに、この街の家の窓という窓すべてに、ミモザの花をいっぱいに咲かせて欲しい。その光景を見たら、思い直してもよい。
――季節はずれの花で、この街をいっぱいにしろ、などと、そんな無理を言うなんて、この街に留まるつもりがないから、意地悪をおっしゃるのですね。
そうではない。これは、街人が私に求め続けてきたことと同じことを、最後に私の方から街人にお願いしてみただけのことなのだ。
翌朝、街人は、賢人がその街を去っていくのを、黙って見送るしかなかった。
コメント
コメント一覧
私も、報道機関のあまりの節度の無さに絶句です。
遺族はこれから悲嘆のプロセスを順次経ていくのです。感情のこじれもあるでしょう。
そういう医学的なプロセスを阻害し、家族と医師の関係を悪化させるだけの報道機関は、医療の世界において、その存在自体が悪です。 MBSの報道はその代表格ですね。
こんな日本社会では、もはや侵襲的な医療行為はできません。
私は、この2年間で、学習しました。
報道機関は、学習しない
ということを。
私は、報道機関そのものがこの世から消えて失せればいいのではないかと真面目に思っています。
私自身のとる道もこの世情に従って選択するのみです。
それでも病院で死亡されたら やはり医者のせいでしょうか?
もう一回云いましょう。
35歳の肝硬変。
あなたは治療出来ますか?
ごめん オイラは裸足で逃げ出す。
マスゴミさんはそういうことを報道したらいいと思うのですが・・・
ま、ずるずは、他人の事はとやかく言えない飲み方してますけど。
参考まで↓
http://www.zakzak.co.jp/top/200901/t2009010746_all.html
肝硬変になるまでほっといてから、医者に何か云っても無理。
無理ですよそれは。
また、マスゴミも反省したり成長したりする事はあります。
・エセ科学の健康法ネタは、ほとんどTVに出ません。
・霊感番組は、もう1つしか残っていません。
・「青少年の凶悪犯罪の増加」というフレーズは使われなくなりました。
・日テレの ACTION では、エロ漫画の規制の話はしなくなりました。
もしかしたら医療崩壊をくいとめることは出来ないのかsも知れません
が、それでも真相を広めようとするのは意味があります。
いったい、この人たちの神経はどういう構造になっているのやら。
一方で、医療者に対して、これまで如何なる問題発言を連発しようとも、一度も詫びることはありませんでした。
たたき方が偏るにも、ここまで偏るのは、不平等、不公平極まりないとしか言いようがありません。
・・・
該当記事に関して言えば、恐らくマスコミは『研修医』というところを強調して、たたきたかったとしか思えません。
研修医とは、医者としてやっと歩み始めた人たちです。
この中から、優秀な人材は、恐らく一流といわれる先生に成長していくことでしょう。
そうでなくても、日本のこれからの医療を担っていく人たちです。
偉い先生も、最初は研修医です。
研修医を叩くということは、日本の今後の医療の、優秀な担い手を失うことになるのです。
マスコミは、自分達の愚考を反省しろといっても、無駄な人たちなのでしょうか。
『あほは、○○!!』
・・・というと、また誹謗中傷と言われるので、自己規制します。
私も同感です。
マスコミは、人を使って、『事件』を起こさせようと悪巧みを始めますからね。。。
あの『小泉容疑者』も、もしかしたら『加藤智大被告』も、マスコミに使われたんじゃないですかね・・・おっと、全部邪推ですよ。
本当は、マスコミほど、『ひどい』ものはないんです。
みんなはそれに気がつかないんですが、そろそろ、マスコミの『現実』を知ったほうがいいんじゃないかと、『たくらんで』います。
でしょうか、わかりません。
日本の医療。
共感です^^;
今年は当直の救急医療からついに撤退します。
昨年から、私は、「もう医療崩壊でいいじゃん」、、、です。
誰も真実を信じてくれないのですから、現実になるしかわかってはもらえないのかなと。
とりあえず、自分の目の前の患者さんだけを、全力で診るつもりです。でも訴えられそうな医療行為からは、、、気持ちの上で撤退しかけています。せんもんい!に送る、、、。。。
あ。
今年もよろしくお願いします^^v
別の患者と間違えて診察室に呼ばれても、医療ミスだそうです。
あうあうあ。
もう、何をゆうてもしゃあないやん、という感じではありますよね~。。。
撤退も、やむを得ないということでしょうねぇ。
そうか、ここまで来たのね、日本の医療崩壊。。。
そりゃ、なんでもかんでも、医療ミスだがや。。。
次の手口は
『医療ミスなんて(言葉は)、気にしなくっていいのよ!』
ひとごろしだって、みんなでやれば怖くないのよ!
マスゴミ流、癒し効果かもしでません。
あうあうあ1
100%出血起こさないってことできっこないからこの経過しだいでは「腹水穿刺」なんて今後はできなくなりますよね・・・。
あうあうあ……。
今の日本なら、「裏切り者」「よそ者のくせに」と石持て追われるでしょうね。
「その日のうちに、俗人は、賢人が俗人の許可を得ずに、街を出て行くことを禁じる法律を制定した」
かもしれません。
あうあうあ!
医療崩壊して困るのはマスコミの方を含む我々被医療者なんですが、何故彼らが医療破壊をするのかがどうしても分からないです...
「おごれる者は久しからず、ただ春の夜の夢の如し。」
さしずめ今は、『マスコミにあらずんば、人にあらず』ってな感じでしょうか。
おごれる者は、最終的に、同じ結末を迎えることでせう。
コメントを書く