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< 東大リンデロン事件~日本医療崩壊史 第三... | メイン | 憎しみのドミノ~東大リンデロン事件 その... >
文京区本郷、東京大学-。
みなさんは、この名前を聞いてどういうことを思いますか。
ここ以外の大学は、大学とは認めない。
何年浪人しても、ここに入りたい。
そういう人も少なくない、日本の最高学府の中でも、最も有名な大学。
それが東京大学。
日曜日ともなると、たくさんの人が、本郷の赤門を訪れます。
お医者さんが、白衣を自転車のかごにのせて走っていると、受験生と思しき親子から、「一緒に写真をとってください」と頼まれたり、
生協の売店には、将来ここに入ろうと、毎日、勉強に余念のない小学生が、東大グッズを値踏みしています。
そう、全ての日本人ならだれでも知っている大学、それが、東京大学。
しかし、それゆえ、世間の厳しい目がそそがれます。
東大の関係者が不祥事をおこそうものなら、それは、それは、鬼の首を取ったがごとく、新聞、ニュースを駆け巡ります。
今回の、東大リンデロン事件はまさに、そういう、メディアの格好の餌食となった出来事でした。
1996年、2月4日、毎日新聞の一面に、すさまじい見出しが躍ります。
「副作用で妊婦 植物状態 東大病院 ステロイド剤『適応外使用』三つ子の胎児死亡 研修医が1人で注射」
これが、三十六流バカ田大学病院や、金権金玉医科大学でおこった事件なら、「バカだなぁ、バカ田大学や、金玉医科大学に入院なんかするからだよ」ってところで、たいした話題にもならないんでしょうが、なんといっても、「あの」東大付属病院です。
ソレニシテモ、なんとまあ、悪意に満ちた見出しでしょうか。
>「リンデロン」はアレルギー性疾患などの治療薬だが、肺機能が弱い未熟児の自力呼吸を促す効用があり、出産前に母体を通して投与される。こうした症例への使用は国内では承認されておらず、 医師の裁量 で 「適応外使用」として行われている。
当時より、リンデロンが、胎児の肺成熟のために有用であるというエビデンスは存在しており、保険診療の適応外であるというだけのことなのです。
また、リンデロンが夫人に対して、アナフィラキシーをもたらすことが予測できなかった。事後の処置も最善を尽くしており、ミスはなかったという、東大の主張は、もっともなものでした。
しかし、新聞は、一方の当事者である、ご主人の主張のみを一方的に取り上げるばかりでした。
「ショック症状は緩解剤を投与すればすぐに改善するが、駆け付けた研修医は酸素吸入の処置だけを行ったという」
>>ショック症状は緩解剤を投与すればすぐに改善する
>>ショック症状は緩解剤を投与すればすぐに改善する
>>ショック症状は緩解剤を投与すればすぐに改善する
医学を少しでも齧った人間なら、こんな言葉をきかされたら、大苦笑せざるをないのですが。
こういう文章を書くのは、医学の知識のカケラもない、バカ新聞記者です。
それと、
>>何もかも失ったAさんに、 同病院は毎月40万円近い医療費を今も支払わせている。
これは、事実無根らしいです。
関係者から、医療費は、東大付属病院は請求していないと、聞いています。
その後、事件は、毎日新聞から他のメディアにも飛び火します。
文藝春秋1996年6月号。
著者は、あの油井香代子です。
杏林大学割り箸事件では、「素人でも割り箸が刺さったってわかる」と主張してはばからない、みのもんたの「朝ズバ」に出演し、「こんな判決では多くの救急医を愚弄しプライドを傷つける」と発言した痛い「医療ジャーナリスト」さんです。
しかし、なんという恐ろしい見出しでしょうか。
四人の命を奪ったのは、リンデロンに対する致死性のⅠ型即時性過敏反応でした。
これは、はっきりいって、いくら注意しても100%、
予見、回避できる生体反応ではありません。
そして、命が助からなかったのは、100点満点の処置をとらなかったから!と、自分勝手に医療者の責任に決め付けてしまう。
マスゴミはルールブックかい?
そして、最後、裁判で無過失の沙汰が下ると、口をぬぐったように知らんふりをきめこみ、次の餌食を、うのめたかのめで探す。
まあ、それが、東京女子医大人工心肺事件や、割り箸事件、大野病院事件、大淀病院事件へとつながっていったわけなのです。
最後に、この事件で、マスゴミが騒いだ中傷の嵐を紹介します。
>>名前も決めていたのに 東大病院・医療事故
3つ子の命奪われた父親 謝らぬ病院に怒り
>>注射は本当に必要だったのか。なぜ事前の検査をしなかったのか。ミスや遅れはなかったか。子供だけでも救えなかったか……。疑問をぶつけても、医者はまだ1度も謝ろうとしない。
(過失はなかったのだから、謝れっていわれても……)
>>半面、高額な治療費で病院や製薬会社は潤い、薬の副作用や医者のミスで命を落としたり後遺症に苦しむ患者もいる。
>>荒涼とした医療現場で粉々に踏みつぶされ、それでもなお、愛とか優しさとしか言いようのない感情が夫婦を温めている。
>>病室といっても簡易ベッドがやっと置けるほどの倉庫のような場所で、深夜には暖房も切られてしまう。病院の都合で閉め出され、寒さに震えて車の中で寝た時期もあった。
あうあうあ……。
人は、誰も、正義の名の下に、裁かれるべきである。
そして、正義を行使する資格のあるものは、決して「医療ジャーナリスト」でも、メディアでもない。
彼らも、あやまちを犯したら、謝罪し、反省するべきだが、あかがまの記憶に、油井香代子が東大と、医師に謝罪したという事実はない……。
この項おわり。
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コメント
コメント一覧
やはりボスミンですか?
どっちにしても胎児への影響は避けられませんね。
でネットサーフィンすると・・・・
あとは各自の責任においてということで。
毎日新聞社は、2001年11月21日の原告の請求棄却の判決結果をきっと報道しているはずですよね。
どうも私の力では、そのソースを検索できないでいます。
まさか、報道していないのか?
全国大手新聞社が、まさかそんな無責任なことをするとはにわかに信じられません。
どなか請求棄却の報道記事のソースをお持ちでしたらどうか教えてください。
「他人が(他のマスコミが)載せたものをさも自分の意見かのように書く」のがえぶりでぃのデフォです。
そこに検証も確認もありません。
あるいは推測と想像で記事を書く。
WaiWaiもそれで話が大きくなったんですから(笑)。
原則なき 政治
道徳なき 商業
労働なき 冨
人格なき 教育
人間性なき 科学
良心なき 快楽
犠牲なき 宗教
見事なモンですネェ・・・。
普通の人なら、全部具体例が簡単に挙げられますネェ。
マスのゴミさんは道徳無きっつー感じですネ?
僕は人間性なきってところに入っている感じです。
医療の世界はどこかナァ?・・・。
医療の世界って資本主義?では無い感じですネェ。
彼女のことを「ヘタな医者より医学知識が豊富」といった、ボケ新聞記者がいました。
あうあうあ。
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