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安全地帯から、魔女を狩る。
あるいは、安全地帯で安穏としながら、サマリア人をぶち殺す。
口汚く「王様ははだかじゃないか」といったやつには言葉尻をつかまえて、石をなげる。
うん、賢いやり方ではありますな。
ある番組で、秋葉原の通り魔事件でのトリアージを検証する番組をしていました。
フフフ。
丁寧に、現場ビデオを見ながら、大学教授の専門家が苦言を呈します。
「黒いタグなんかつけてんじゃねーよ」
ううっ、専門家の厳しい指摘です。
そうです。
専門家にいわせるところが、この番組のえらいところなんです。
わかりますね。
タレント医者コメンテイターが、「CTとってたら助かってた」 というのとは、言葉の重みが違うからです。
この教授の言葉をお墨付きにして、
黒タグをつけられた、犠牲者が死んだのは、アホなトリアージを現場がやったからだと、いいたそうです。
あうあうあ。
社会全体が、決めたターゲットに、狙い撃ちをかませる。
100点満点をとれないやつは許さないぞ。
これを、救命に対する職場に適応したらどうなるのだろう。
100点満点を取る自信のない奴は、仕事やめるよな。
まあ、どうでもいいや。
今の社会、その現場に身をおかずして、なぜか、プロの仕事を小ばかにする、人が多すぎ。
今回の番組だってそうだ。
映像は、ビデオカメラの、ワンポイント。
今回の事件は、加藤が、トラックで突っ込んで、歩行者を轢いて、ナイフで、通行者を次々に襲いながら移動していた。
ワンポイントのビデオカメラだけでは、事件の全容をカバーできるわけないよね。
かなり、不十分な材料から、一方的に現場担当者をたたくのは、どうかな。
外部の識者の意見を取り入れて、次回こういうような事件が起こったときに対する、教訓を学ぶのはいい。
でも、欠席裁判みたいな、公開処刑みたいな、魔女狩りテレビ番組はつくらないほうがいいと思うぞ。
じゃね。
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コメント
コメント一覧
トリアージという考え方が、そもそも好きでないです(個人的に)。
選ばれる命とそうでない命を区別するのは、医療の元々の精神に反しているような気がしています。
犯罪は、加害者がいるから、被害者が生まれるのです。
ということは、犯罪加害者を無くすことのほうが先だと思うのです。
加藤智大被告は、責任能力ありということで、どういう生い立ちであったか。
恐らく、過去の凶悪犯罪加害者のそれと、共通点がいくつか、あると思われ・・・。
あまり、『個人攻撃』ばかりしていると、第二、第三、、、の、『秋葉原』が生まれそうで怖いです。
「後出しでは何でも言えるよなあ」できまりです。
ついでに言うとトリアージは戦場で負傷者が大量に出たときに、有限の医療リソースを最大効率で使うための手法です。平和の国日本では戦場を発生させないように心がけた方が良いかも知れませんね。
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