たらいまわし「解消策」の影で、IT業者は高らかに笑う。
ういっす。
総務大臣のたらいまわし撲滅大作戦です。
「消防向け救急医療情報システムの医療機関情報を即時更新」ということですが。
ようするに、救急病院と、消防署のPCを、オンラインで結んで、列車や飛行機、ホテルの指定席を予約するみたいに、「空室」(空床?)状況を提供、救急管制センターが、出動した救急隊に、搬送の指示をだすといったものなのでしょうか。
既存のITシステム業者からしたら、これが導入されたらウッハウッハかもしでません。
たぶん、旅行会社のオンライン予約のシステムをそのまま流用できると思っているのでしょうが。
これで、たらいまわしがなくなるかといったら。
甘いわボケ、
とだけ言っておきましょう。
たらいまわしの根っていうものは、ベッドが空いていないとか、そういう問題じゃなくて。
とにかく、
夜間入院したいお患者様の数 >> これをお世話できる余裕のある、医療従事者の数
と
夜間救急で酷使されてふえつづける医療従事者の心の傷と体力減退+理不尽な救急医療事故裁判の判決による医療従事者の経済的、時間的、精神的苦痛
>>
夜間救急を応需することによって得られる報酬、生きがい
これらのアンバランスにつきると思うんですけどね。
「たらい回し」は医師不足が深刻な地方圏よりも、大都市部で多く発生している。
このため、消防庁は「大都市部で空きベッドなどの情報がすぐに分かるようになれば、『たらい回し』削減の大きな対策になる」としている。 問題はね、空きベッドすら、大都市では存在しない、あるいは、ベッドが空いていても、対応しきれる、医師や看護師が存在しない、現場から逃散せざるを得ない状況が問題なのに何をかんがえているんでしょうかね?この大臣は…。
そして、何を考えて、提灯記事を書いてるんでしょうかね、この記者は…。
これらに対する、現場医療者のケアはほったらかしといて、IT業者と発注者側の総務省官僚だけがウハウハのシステム。
現場がかかえる問題の根源にたいする対策はとらずには、利権システムの導入をを、たらいまわし解消の特効薬だ!ともってくる大臣は………。
新聞記者のやつらも、なーんにも現場に存在する問題をわかってないバ○ばっかりなので、できるだけ、医者のいやがる単語「たらいまわし」という表現をこれでもかぁ、これでもかぁと、使って、大臣の解決策!と提灯記事をかくわけです。
そういうわけで、現場の医師たちは、ふうとため息をつくわけです。
P.S. 一番大事なのは、「受益者経費負担の原則」を徹底させることだと思いますが。
コメント
コメント一覧
taspoの時といいそれ以前からといい。
ようするに、どこかの業者をもうけさせる事により、見返りってもんでもあるんでしょうか・・・。
論理的且つ倫理的に。
同じ共同体に属するのだから仕方ありません。
利子を山ほど付けてねw。
ガソリン高で全国の漁師さんが一斉に禁漁したら・・いきなり政府が驚く方向に動いていましたが。1回全国で病院、医院を入院患者さんの処置、対処以外は全部一斉に休診にしてみたら?とか言いたくもなりますが・・・帰省中に自分の子供が夜中に高熱を出して救急病院などに連れて行った経験もありますから・・そんなことは人道的に出来ないとも思います。でも、なんかここ数年の厚生労働省などの机上の空論でやってきた訳のわからない施策を、もうこれ以上しないように、何かこういう実効的な本当に崩壊したときはこうなるというシミュレーションを漁師さんのように示せないものかなあと思いますね。
官僚・議院は人材過剰なもんで、「とりあえず上に聞いてみます・・」
県職にしても市職にしても・・・。
パフォーマンスだけじゃあんたらにゃついてけないよ。
「ここを改善して」とか「ここなおしてとか」何を言っても動かないもんな〜。 by 生粋の民間人・・でした。失礼しました。
きゅーきゅー現場の医師数が変わらなければ、ほとんど意味のないプランですね。
せめて医者が安易に逮捕されない制度を作れば多少はマシになるかもしれないんですがね。
医者だけを特別扱いにはできない!、とホザイている身内に大甘の警察検察官僚が、邪魔をしていると言ってもいいかもしれませんが..。
(モンスターは警察検察にもうじゃうじゃいる?)
ベッドさえ空いてりゃ運べ、ってのは、ベッドに寝かせときゃいい、ってことでしょうかね? 現場の状況を全く無視した絵空事で、何とか予算を獲得したいだけじゃないっすか?
(今は、各省庁、予算獲得に向けて必死にアタマ働かしてる時期ですからね....。なあに、予算さえありゃ、現場がど〜なろうと彼らには責任かかりませんから...)
あの~ アクセスがよくなり、病院側のスタッフが据え置き。
アクセスを制限しなきゃ どうにもならんのは自明ですん。もう病院じゃ一瞬たりとも医者は睡眠がとれなくなりました。
秋葉原の予告を問題視したことを受けて今回と同じような感覚で、書き込み者特定のソフトを予算いっぱーい使って導入するぞ!と、どこぞの政治家がコメントした記事が掲載されたあと、それ位ならもう作っちゃいました!という記事を見ました。(制作時間3時間らしい)それらの不遜な書き込みを拾いまくる(監視する)システムみたいでしたが、何でも莫大な予算に群がる利権屋に冷水浴びせたみたいでスーっとしたことを思い出しました。
医療界が問題にしていることと、本質からずれまくっていて見事すぎます。
城を守るにつけ、人は石垣なり。
医師は人柱なり……。
コメントありがとうございます。
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