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医者は水か、空気のようなものかもしれない... >
akagama / 2008.05.07 15:43 / 推薦数 : 31
みなさんは、もう、ご存知だと思いますが。
静岡厚生病院で、悲しい出来事がありました。
まだお若いお母さんと赤ちゃんが、亡くなったというお話です。
お母さんの、おうちの関係の人は、病院側の説明に納得せず、また、病院側も医師法21条に基づき、双方が警察に、通報したため、司法解剖を通じて、なぜ、このような悲しいことになったのかを調べることになりました。
おうちのひとが、この女性の死について、医療ミスがあったのでは、とかなり、疑念をもっておられるので、ちゃんと、死因を究明するためにも、精査が尽くされることを希望します。
ただ、
とても残念なのは、やはり、この件においても、患者遺族側と医療者側で、お二人がなくなられた原因について、考えが対立しているということです。
患者側からすれば、
「助けられなかったのは、医療ミスがあったからに違いない!病院で患者が死ぬなんてありえない!」
医療者側からすれば、
「助けられなかったのは、残念だが、救命が間に合わないような、病状の変化が起こったから」
言い分は、ともに ありますが、あかがまは、今の時点で、どうこういうつもりはありませんし、いえるだけの材料をもっているわけではありません。
今、あかがまに、はっきり、いえることは、
「きっと、産科の先生は必死で、お二人を助けようと努力したに違いない」
ということと、
「ここの病院の先生方は、きっと今も、大変なストレスと、哀しみの中で、お産をとり続けているのだろうな」
ということ。
ずっと、妊婦検診から、診つづけていたかたです。
かわいくないわけなんてありません。
容態が急変したとき、必死の思いで、
それこそ、
「この、患者さん死なすわけにはいきません」
と、必死の思いで、緊急帝王切開に臨んだのでしょう。
このときの、心臓をつかまれて、ねじりあげられるようなストレスは、きっと、医師以外に感じることは不可能かもしれません。
現場にいた、三人の産科医のドクターに、頭を下げる思いはあっても、ちょっと、なじることはできません。
おなじ、医療の世界に身をおくものとしては……。
でも、
世の中には、
こういう真摯な気持ちで、患者のために夜も昼もなく、尽くす医師たちを、あざ笑うように、
凶悪な記事で、凶悪事件だと、騒ぎ立てる、
巨大マスコミが存在します。
産経新聞といいます。
http://s01.megalodon.jp/2008-0503-1508-04/sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080502/crm0805021259019-n1.htm
帝王切開受けた妊婦死亡 静岡県警が司法解剖
2008.5.2 12:59
このニュースのトピックス:凶悪事件
どうでしょうか、凶悪事件だそうです。
凶悪なのは誰でしょうか?
病院のお医者さん?
静岡厚生病院(静岡市葵区)は2日、陣痛を訴え入院した静岡市内の妊婦(24)が先月27日、帝王切開の手術後に死亡したと発表した。同病院では「死亡に直結する医療ミスはなかった」としているが、2日までに異状死として県警に届け出た。県警が司法解剖して死因を調べている。
病院によると、妊婦は平成19年9月に初診を受け、妊娠40週だった先月27日朝、陣痛を訴え入院。医師の診察で胎児の心拍がなく、胎盤のはく離が起きていたため、同日午前9時すぎ、帝王切開手術を行い、胎児が死亡しているのを確認した。妊婦は手術中にけいれんを起こし、意識レベルが低下。手術後の同日午後1時40分ごろ、死亡した。
玉内登志雄院長は「患者が亡くなったことを遺族におわびしたい」としている。
この記事をみたら、非医療者の読者、十人中十人の人は、
くそ医者が、帝王切開の手術に失敗して、妊婦と胎児を殺した、凶悪事件、としか、思いません。
「早期胎盤剥離」という母児ともに、大変な危険が及ぶ状態であったということは、ほとんどかかれていません。
こういう、凶悪な記事を載せるのは、凶悪な犯罪にちかい行為ではないでしょうか。
こういう、犯罪行為的な、凶悪記事をみるにつけ、
おまえら、マスコミはとことん医者を、凶悪犯にしたいのだなあと実感するわけです。
今日も、
あの日の手術に立ち会った先生たちは、今日も患者さんのために、夜も、昼も、働いています。
この先生たちが、100%の技能を発揮できなければ、
この病院の産科に通っている患者さんに迷惑が及ぶことを、産経新聞はわかって、凶悪事件を起こした産婦人科医と、報じたのでしょうか。
こういう悪意報道が、確実に、当事者の先生を追い詰めて、結局は、現地の医療現場を疲弊させ、現地の患者さんたちに迷惑が及ぶということを、知ったうえの、狼藉なのでしょうか?
報道という名の、ペンの暴力を許してはいけません。
あかがまは、そう思います。
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記事は、まったく書かず、書かれた記事にぜんぜん違う人が見出しをつけるシステムなんだそうです。
そもそも、取材した記者が、早期剥離は母子とも死亡する大変な病気である、、と思って記事にしても、見出しで大なしになることもありうるのでしょう。
新聞記者の方は、以前、北海道の離島から札幌まで母体搬送された記事をご存知ですか?
この記事がどうして記事たりえているかご理解頂いているでしょうか?
もし、胎盤早期剥離で、胎児死亡しているケースでも、問題なく母体が助かるような病気だったら、こんな風にニュースにはならないのです。
だって.犬が人間を噛んでもニュースにならないでしょう。
救命できたから=僥倖だったからニュースたり得るのです。
これから図書館で「千の命」植松 三十里/著を借りて読みます。
うーん、たしかに!
どうみても医療行為により死んだとは思われません。無知な人たちを錯誤に落とす凶悪な報道です。
ただこれが医療に関連した死亡かどうかは司法解剖して捜査が終了しないと警察も判断出来ないでしょう。
家族が訴え出た段階でもう医療過誤があったと断定するのは報道側が家族の言い分を一方的に垂れ流しているだけです。そこに恣意的な偏向性を感じます。
精査の結果医療側に問題なしと結論が出てもマスコミはもう知らん顔です。
心を折りますね。
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