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akagama / 2007.05.13 18:06 / 推薦数 : 2
あかがまの家の近くに、市民の広場という、でかい公園がありました。
ここで、よくイベントがありました。
ある年の春は、サーカスの一座が、公園に巨大なテントをはりました。
サーカスの人は、たくさんのお客さんに来てもらおうと、割引券を学校にばらまきました。
びんぼにんの子供たちは飛びつきます。
あかがまも、友達のSと、おやつのりんごと割引券をもって、サーカスのテントへはしりました。
さて、見物をしているうちに、あかがまと、Sは、おしっこにいきたくなりました。
でも、テント近くの仮設トイレは、用足しに待っているお客さんでいっぱいです。
最初は、行列にならんで待っていましたが、そのうちに、二人とも、がまんができなくなりました。
「テントの影でコッソリやろう」
思えばこれがよくなかったのですが。
あかがまたちは、テントの裏側に回って用をたしました。
そうしていると、のんびりとした動作で、サーカスのぞうが近づいてきました。
「おい、えさをやってみよう」
あかがまたちは、おやつのりんごをあげようと、ぞうにむかってほおります
りんごが、ぞうの鼻に直撃しました。
すると、どうしたことでしょう。
当たりどころが悪かったのでしょうか?
ぞうの、形相が急に変わり、二人をにらみつけました。
そして、「ぱおーん」とひとなきするや、二人に向かって、突進し始めます。
「ぎゃわわわっー、たすけてえ!」
逃げ回る、二人のくそがき。
追い掛け回す、サーカスのぞう。
サーカスのおっさんが、とりおさえるまで、わずか二分あまりの出来事でしたが、あのときほど、命の危険を感じたことはありませんでした。
温厚そうにみえても、ぞうは、凶暴な獣と知った、少年の春の日の出来事です。
一押しヨロシク
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こわ~い幼児体験って忘れないものですね。
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