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みのもんたと困った穴 >
akagama / 2007.03.30 19:25 / 推薦数 : 0
あらすじ
山手線でひょんなことから、ダイヤモンドを拾ったあかがま。
亜樹子先生は、あかがまからダイヤモンドをむりやりとりあげます。
収まらないのは、ダイヤモンドをあかがまに取られた、謎の外人、リーサンとエンリケ。
ダイヤモンドを取り返そうと、ちかちゃんを誘拐しましたが、あかがまたちの反撃にあい、リーサンは神田川に転落、エンリケは、謎のバイクライダーの襲撃をうけて、火だるまになりました。
あかがまは、ちかちゃんを助け出しましたが、真相をしったちかちゃんはかんかんです。
さて、ダイヤモンドの運命は?
あかがまは、お昼前になってやっと体がうごくようになったので、電車を使って大学に行きました。
医局にはいると、いました、ちかちゃん。
でも、あかがまを見たとたん、つーんと、そっぽを向いて、医局からさっさと立ち去ってしまいます。
「おぉ?何だ?何だ?また夫婦喧嘩か?」
院生仲間のたくちゃんが、あかがまのおなかを突っつきます。
「おっさん、ちょーっとほっといてんかぁ」
机にすわって、がっくり、肩を落としたあかがまは、それだけいって悪態をつくのが精一杯でした。
「はー」
思わずため息のあかがま。
そこに、亜樹子先生が現れました。
「あ」
あかがまと目が会った瞬間、亜樹子先生は、まずいと思ったのか、百八十度、振り返って、すたすたすたと医局をでていこうとしました。
あかがまは、見逃しません。
後から追っかけます。
「亜樹子先生!ダイヤモンドー!ダイヤモンドかえしてくださいよー。あれ、警察にもってくんですからー」
背後から声をあびせるあかがま。
「あー、もう返すわよ、返しゃあいいんでしょ?いつか返すわよ。だからぐじゃぐじゃいうのはやめなさいよ!」
「……先生?デイトレで、元金すっ飛ばしましたね?」
「……」
亜樹子先生、やってくれました。
あかがまは、もうどうしたらよいかわからなくなって、医局の席にへたり込んだのでした。
見るとはなしに、新聞の活字を追っかけていました。
そういえば、あの火事の一件はどうなったのでしょう。
新聞をひろげてみたら、出ていました、火事の記事。
「グラニヤの大使公邸、全焼。放火の疑いも」
見出しにつられてあかがまは、新聞記事に眼を落としました。
「昨日、午後六時ごろ、東京都港区白金にある、中央アフリカ・グラニヤ国の大使公邸より出火し、八百平米の公邸を全焼した。けが人は出ていない模様。室内にはガソリンがまかれた痕跡があり、放火の疑いで捜査が開始されている」
場所と時間からして、この事件に間違いはありません。
しかし、あの時、火だるまになったエンリケは、どうなったのでしょうか?
あかがまは、いいようのない不安感に襲われました。
「おい、あかがま。何か気になる記事でもあんのか」
たくちゃんも新聞を覗き込んであかがまにたずねました。
「い、いや。別に……」
でも、しらばっくれるあかがまの声は震えていました。
そのとき、胸のポケットのPHSが鳴りました。
「もしもし、内科外来です。警察の方が来て、先生とお話がしたいとのことです。降りてこれますか?」
来ました。
ついに来まくりやがりました。
警察です。
あかがまは、放心状態で立ち上がりました。
一押しお願い頂ければ誠に幸いでございます。
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