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がんばれ!夢色の戦士(11)手負いの鷹 >
akagama / 2007.03.05 23:24 / 推薦数 : 0
(10)恐怖の麻酔分析・狙われたDCA13!
「ううん、あのねー、エリカちょっと、聞きたいことがあるんですよー。それを教えてくれたらすぐ帰してあげるわ」
「こんなひどい目にひとをあわせて、い、一体何を、聞きたいのでしゅか」
「せんせーのところで、DCA13ってお薬、作ってますよね。エリカが知りたいのはねー、DCA13って荒川医大のどこにおいてあるかおしえてほしいんですけどお」
「DCA13?あー、おまえは、イプシロンの手先かーっ。だめだ。死んでもいわない」
「そうよ、ユリウス製薬はねー、イプシロンの百パーセント子会社なのよー。やっとわかったのね。いうまえに死なれちゃうとこまるから、お薬つかっちゃうね。今、せんせーの腕にささった点滴のボトルにはねー、麻酔薬のチオペンタールナトリウムとベンゾジアゼピンというお薬がはいってるのー。これが身体にはいってくると、言いたくなくても、つい白状しちゃうのよね。麻酔分析っていうんだけど。でもねー、運が悪いと息が止まって死ぬから気をつけてねー」
そういうなり、エリカちゃんは点滴のポンプのスイッチを作動させました。
麻酔薬の薬液が、一滴、一滴入ってきます。
それとともに、おいらの頭は、ぼーっとしてきました。
脳の中に空気が入って膨らんできているようです。
「もう一度、聞くわ。DCA13はどこに隠してあるの」
「ううう、ううう、ななかいきたびょうとうべんじょのよこのそうこのなか……」
あああああ、麻酔分析に見事にひっかかったおいらは、イプシロンのスパイのエリカちゃんに、ぜーんぶしゃべってしまいました。
ウエーン。
さて、こちらは、周作さんです。
周作さんはついに、明日退院の許可をもらいました。
試合のジャスト十日前。
それが、うれしくて、うれしくて眠れません。
深夜三時をまわっても、目がらんらんとして、眠れません。
何か、いつのまにか、そわそわしてオシッコにいきたくなりました。
むっくり起きてトイレに行くことにしました。
彼の病室はトイレの真正面にあります。
横には倉庫があります。
周作さんは、あれ?と思いました。
いつも、しまっているはずの倉庫のドアが開いています。
中で、誰かがごそごそやっています。
看護師さんではありません。
病室を出たときに、二人とも、看護記録をつけているのをみました。
では、倉庫をごそごそしているのは誰?
何気なしに覗いてみることにしました。
とんでもないヤツラを発見してしまいました。
「ど、どろぼう!!」
思わず、叫ぶ、周作さん。
倉庫には、二人の黒づくめの曲者が中を荒らしていたのです。
「しまった。みつかった!」
二人はあわてて倉庫から飛び出しました。
一人は、DCA13と大きくマジックで書かれたダンボール箱を抱えています。
「このやろう、逃がしてたまるか!」
周作さんは、手ぶらのほうの曲者を羽交い絞めにして逃げられないように捕まえました。
「ちきしょう、はなしやがれ」
曲者は、懐からナイフを取り出すや、周作さんの右の太ももに突き立てました!
「いてーっ」
思わず手を離す周作さん。
曲者は脱兎のごとく走って行きました。
ヤツラは、結局、DCA13とかかれたダンボール箱を持って逃げていってしまいました……。
お忙しい中、何時も御訪問誠に有難うございます。一押しお願い頂ければ誠に幸いでございます。
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コメント
コメント一覧
m3ではこれが限界でしょうか?
絵ばっかり描いてて、次のお話まだ考えてません。
うー。
チアリーダー姿の智佳子先生かわいいですねー。しかもフルカラー。
最近アクセス数、グッとUPしてますよね?
マタよろしくお願いします!
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