akagama
Profile

関連リンク

ブログ内検索

カレンダー

<< 2012/05 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

新着コメント

新着トラックバック

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

< 御礼&お知らせ | メイン | 許されざるもの・死の粛清(3)(4) >

 さて、多発脳梗塞で意識不明の状態が続く大御所。

 神経内科病棟で相変わらずの療養中でゴザイマス。

 主治医は、神経内科教授の荒瀬教授ですが、日陰助教授も副主治医として、診療にあたっているわけでございます。

「日陰先生、奥様が病状をお聞きしたいということですが」

 六階北神経内科病棟の看護長が助教授に連絡してきました

「おいおい、昨日、奥様に説明したばかりだよ」

 怪訝な表情になる助教授。

「内縁の奥様だそうです」

 どうもオメカケさんのようです。

「ほんとうに内縁関係の方か確認してくれるかなぁ? 」

  確か、教授は離婚調停中で、新しい恋人と暮らしているという噂は聞いたのですが、どうやら今一緒に暮らしている女性のようです。

 しかたがないので、病状説明をしました。

 さて、次の日、また、病棟看護長が助教授を呼びました。

「フィリピンから、息子さんと、そのお母様が病状を聞きたいといらっしゃっております」

「ええっ? フィリピン? 息子さん? 」

 二十年前、南日暮里のフィリピンパブでダンサーをやっておられた女性と、教授の間に生まれた男の子が、認知証明書を持って病院に元ダンサーのお母様と病状説明を求めてやってきました。

 しかたがないので、病状説明です。

 また次の日、

「日陰先生、沖縄から、生き別れのお嬢さんだという女性が、認知の公的書類をもって病状説明を求めてやってきましたが……」

「……」

 日陰助教授の、憂鬱をよそにすやすやと意識不明の状態を続ける、大御所。

「いったい、この大御所には何人の親族がいるのだろう」

 もし、教授が、ステルベンしかけたときのことを考えると、いやでも常用中の抗うつ剤の量がふえる、日陰助教授なのでした……。

 

お忙しい中、何時も御訪問誠に有難うございます。一押しお願い頂ければ誠に幸いでございます。 にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ

固定リンク | コメント (4) | トラックバック (0)

トラックバック

この記事のトラックバック URL

http://blog.m3.com/akagamablog/20070212/_2_/trackback

コメント

コメント一覧

ん〜フィリピンパブ!ってなんか聞いたことあるよ〜な〜気のせいかな〜?笑 ね、Jさん!! 三人だけのヒ・ミ・ツ でしょかね〜笑 色々なパブがありますよね〜せんせ!?笑 あらっ、、、困った〜?
written by Eさん / 2007.02.12 22:13
ナカナカノ記憶力デスネ
written by akagama / 2007.02.12 22:40
ごめんなさい〜ハイだけでいいですよ〜笑 フィリピンからの看護婦さん、先生の病院にも来そうですか?ことばのかべが、あって、やりにくいかもしれませんね〜でも先生ならなんとかしそうですけどね〜
written by Eさん / 2007.02.12 22:41
まだ来ませんが時間の問題でしょうね。
written by akagama / 2007.02.12 23:26

コメントを書く

ニックネーム*
メールアドレス*
URL
内容*
※「利用規約」をお読みのうえ、適切な投稿をお願いします。