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あかがま外伝 電池がキレタ大御所

akagama / 2007.02.08 18:34 / 推薦数 : 0

 現在出先のため、(7)がうぷれませんので、「外伝 電池がキレタ大御所」を急遽作成、うぷります。

 明朝には、生きた・守った・闘った!(7)をうぷります。

 

 それは、いつもとかわらぬ昼下がりのことでした。

 大御所はいつものように正午から教授回診に、臨んでおられたのでございます。

 この日も、研修医の要領を得ない、冗長な、入院新患のプレゼンテーションが、幾人となく続きました。

 大御所は、回診当初より、既に省電力モードに入られておりました。

 つまり、こくりこくりと船をこぎはじめましたわけでございます。

 しかし、それは毎度のことなので、医局員は特に気にすることもなく回診は粛々と進行いたしました。

 大御所は高齢でもあり、無理がきかぬ体であることは、医局員全員が知っておりました。

 大御所が、船をこぎ始めると、研修医の、プレゼンテーションに対して、指導をするのは、専ら、病棟医長をつとめます 助教授、日陰立夫(五○)でございます。

 やがて、大御所は、船を漕ぐのをやめ、本格的なスリーピングモードにはいられました。

 すなわち、カンファレンスルームの机に突っ伏して、ごーごーと大いびきをかきはじめたのでございます。

 これも毎度のことなので、医局員は、誰も何も不思議には思いませんでした。

 さて、日陰助教授の監修のもと、新患紹介は終了し、プレゼンテーションは急患に移りました。

 やがて、教授のいびきはやみ、静かなプレゼンテーションが続いたのでございます。

 さて、午後三時に、ながいながい、患者紹介と、治療方針の討論が終了しましたので、医局員は、がやがやと、病棟に移動いたします。

 これから、大御所の病室回診です。

 医局員は、皆、病棟前に整列、教授を待ちます…が、教授は現れません。

 不審を感じた、日陰助教授と、小玉医局長は、カンファレンスルームに戻り、まだ、睡眠中であろう、大御所を起こしにいったのでした。

 さて、カンファレンスルームで、大御所は相変わらず、机に突っ伏して眠っているようでした。

 医局長は、大御所の肩をちょんとたたいて、

「大御所、教授回診でございます」

 と話かけたのですが、教授はお休みなられたまま、お返事をされません。

 そのとき、日陰助教授が一言。

「児玉君、大御所、息してねーんじゃないの?

 そうです、大御所の、脳内電池が切れ、機能が停止して相当時間、居合わせた、医局員は誰も気づかなかったのでございます。

 あわてて、神経内科の教授に診察をしてもらってもあとの祭りでございます。

 大御所は、多発脳梗塞の重症にて入院、発症から相当時間が経過しており、t-PAの治療適応外と診断され、現在も意識不明とのことでございます。

 かくして、荒川医科大学一般内科学教室は、教授がアポッたことにも医局員が気がつかない「内科の墓場」という伝説を頂戴したのでございました。

 合掌

誠にお忙しい中ご訪問ご苦労様でございます。

宜しければ、一押しお願い頂ければ幸いに存じます

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先生、いつも鋭い突っ込みのJです。
今日も、早速、「大あくび」になってますよ~~~。
「大いびき」ではでは???

結局、いびきは脳梗塞のだったのですね。日陰さんは日向さんに衣替えと思いきや、他大学からいらっしゃって、日陰のままだったりして。
written by J / 2007.02.08 20:18
なおします。出先のためあわててました。
written by akagama / 2007.02.08 22:33

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