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あかがま日記~冬は大嫌い

akagama / 2007.02.06 02:07 / 推薦数 : 1

 はじめきょろきょろ、なかぱっぱ

 患者が泣いても、管取るな。


 気管内挿管です。

 冒頭の言葉の意味するところは読み進めるとわかります。

 ヤラレタちゃったら、もう地獄です。

 24時間、口は開けっ放し。
 
 お口はぱさぱさに乾いてしまって、ひび割れます。

 痰の吸引をされて、げぼげぼします。

 

 おいらは、こんなことまでされて生かされるのは、正直いやです。

 しかも、主治医が島田○介さんみたいなひとだったら、もっといやです。

 可愛くないと、しばかれたり、つばはかれそうで。

 おっとっと、また悪口になっちゃいました。

 これ以上は自主規制です、あしからず。


 冬になると、肺炎、心不全を悪化させた、お年寄りが入院してきます。

 低酸素血症があると、気管内挿管が必要になることがございます。

 でも、患者さんは、低酸素血症は改善しますが、先のような苦痛が続きます。
  

 おうちのひとは、
 
 「治療のために、出来る事は何でもやれー!」

 と、挿管を希望をされる方がおおいのですが、

 いざ、挿管管理をはじめると、患者さんの目から涙がどどどと流れてくるのがわかります。

 訴えることはできませんが苦しいのがわかります。

 管理中はせでいしょんといって、薬で沈静化させて管理することもあります。

 病状が改善して抜管できるまで回復すればいいのですが、そうでない患者さんをみているのはつらいものです。

 治療者として、やってるはずなのに、結果的には苦痛をあたえているからです。

 患者さんがつらいのは、おうちのひともわかるらしく、

 「おい、苦しそうだぞ、あかがま、おまえ抜いてやれ」

 とおいらに命令します。

 半ば強制的にせまってくるときもあります。

「抜いてもいいけど、今やると死にますよ、まぢで」

 というと、みんな顔をみあわせて、
 
「なら、今日は勘弁してやるわ」

 と,、とっとと帰っていきます。

 みんな、ひとごろしにはなりたくないようです。

 出来る事を全部するのがいいとは限らない。でもやらなきゃ死んでまう。

 右をむいても、左をむいても、地獄道。

 だから、おいらは冬は嫌いなのです。

 デハマタ。

 

 よろしければ、ぽちして元気をください。

 「生きた・守った・闘った」は5回分書きましたがまだまだ長くなりそうです。うぷはもすこし待ってください…ね。

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延命治療の希望の有無を文書化ー国立長寿医療センター病院
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posted from 天国へのビザ 2007.02.06 14:23

コメント

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おはようございます。気管内挿管、苦しそうですね。先生は、もし、ご自身の御両親が気管内挿管しなければならなくなったときは、どうされますか?
Jは両親とも日頃から、管につながれるのはイヤだと言っておりましたので、主治医から聞かれたときは、「何もしないでください」と言ってしまいました。でも、いざというときに、苦しそうな息をみていると、どうしても、迷いがでました。「本当によかったのか。」肉親ならではの迷いかもしれません。
朝から、おも~い話ですみません。
written by J / 2007.02.06 07:32
うちの親は、挿管アンド呼吸器拒否組です。
私自身も経験から、勘弁してほしいですね。
written by akagama / 2007.02.06 08:29
結局、患者の苦しみとかあまり考えない家族がなんと多いことか。
それでも、これで患者のことを考えて、管を抜いて死んだらお医者さんは殺人罪を問われます。

やってられません。
written by Atsullow-s caffee / 2007.02.06 11:47
Atsullow-s先生、お疲れ様です。
結局は、家族の自己満足を満たすためなんですよね。
それに、振り回されるMEDICAL STAFFは大変です。
written by akagama / 2007.02.06 12:04
先生、こんばんは〜 でも、先生、中には、先生ありがとう〜最後まで一生懸命してくれてありがとうって感謝してくれるご家族もいますよね〜私は、先生ならそっちの方が言われることが多いと思っています。その気持ちを忘れないでほしいです。
written by Eさん / 2007.02.06 18:48
交通事故後の方から聞いた話。
「事故った直後は、気管内挿管したり気管切開してたことがあって、医者からはもうダメかもしれないと言われてたんだって、でも今はこうしているし、生きていてよかったよ」

当時死ぬほどの苦しみを味わったからこそ、生きている喜びをかみしめている人もいるみたいですよー。

written by トトロ / 2007.02.06 20:38
うーん、外傷さんは、結構回復がはやいですからねー。

実は、お年よりは予備能がすくないんで、回復の上積みが期待できない場合が多いのですね。

むずかしいところですわ。
written by akagama / 2007.02.06 20:44
植物状態で生かされるのは私もイヤだけど、回復する見込みが少しでもあるなら、殺さないでーって命乞いしそう(笑)



written by トトロ / 2007.02.06 20:51
初めて訪問させていただきます。マイレージドクターと申します。
人工呼吸にもいろいろとあると思うのですが、、。
鎮静薬もいろいろとございますし、一般人がこの記事を読まれることを想定すると、助かる命も助からないこともあるんじゃないでしょうか?”ターミナル”に限定して、お話しされてるとは思うんですが、少し気になったもので、。人工呼吸器の性能や(無知な医者がする)設定によっては、”これって、筋トレマシーン?”って思うこともあるのは確かです。
written by マイレージドクター / 2007.02.07 12:30
ごもっともです。

今回のお話は、人工呼吸器管理による治療を根本から否定するつもりは、毛頭ございません旨、お記ししたい所存です。
written by akagama / 2007.02.07 13:40

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