お祭り気分でハッピー
先日、当直時間帯に、気胸の患者さんがいらっしゃいました。近医から、虚脱も軽度で、念のため、入院しているだけでよさそうなんですけど。というご依頼です。と、徒然なるママに書いていますが、皆様、もう少しお付き合いくださいね。
若い男性で、向こうの写真を見ると、癒着があって、完全につぶれないでいるようです。胸水が少しありますが、血圧や酸素飽和度も良好で、自分で車を運転していらっしゃいました。
翌日、夜中少し痛がってました。とのこと。でも、ふつうにトイレ歩行していたそうです。すると、ちょっとつぶれて、トロッカー入れないといけないかしらん。トロッカー入れるのって、怖いのよねぇーと思いながら、写真を撮ってもらうと、
あな不思議。
昨日とぜんぜん違っています。癒着部分を残してつぶれているのは時々あることですが、大量胸水の貯留があるではありませんか。
当然考えられることは、ご経験のある先生はもうお分かりですね。
こうなると、トロッカーは怖くて入れられません。(うちは、胸部外科の先生なんて当然いませんから)
恐る恐る試験穿刺をすると、
予想どうり、
真っ赤な血です。
早速、救命センターのある病院へ電話(休日でしたので)
担当の先生は、
「外傷じゃないんですよね。気胸で血胸は結構ありますけどね。」
と、こちらの怖がり方を信用してくれません。
「まともな血液が穿刺でひけてるのでお願いします。」
と、最後は無理やりお願いしました。
後日返事が返ってきて、
「当日緊急opeとなりました。出血量は1800ml ブラのある部分の肺部分切除でようやくとまりました。」
自然気胸、侮れません。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌
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