< コメントありがとうございます. | メイン | またまたコメントいただきました. >
2006.07.21 11:40 |  診療  |  その他(一般)  |  あいこ  | 推薦数 : 2

救急隊からのお電話

お祭り騒ぎで、HAPPY

先日当直のときに、救急隊からの連絡が入りました.

以前どこかの新聞で、救急隊が、重症か否かを判断するのは難しいという記事が載ってましたが、確かに,今回の人は少しピントが外れている感じでした.

 (でも、私も、あまり能力が高くはないので、大きなことはいえませんけどね.)と,徒然なるママに書いていますが,皆さんもう少しお付き合いくださいね。

 一人目の患者さんは、高齢の方で、ポータブルトイレのところから動けませんという内容の電話でした.麻痺はありますか?と聞くと、ありませんとおっしゃいます.じゃあどうして動けないんだろう?腰痛?と思ってましたが、きたらきれいな片麻痺でした.

 二人目の患者さんは、若い方で、市販の睡眠薬を4錠飲んで、意識がないということでした。ホントにそれだけなんですか?と聞きましたが、それだけですとの返事です. 

 来院されると、大量飲酒されている方でした.(酒の臭いが半端じゃありません)お酒の影響ですね.と言っても、救急隊の人は、薬の影響じゃないですかと詰め寄ってきます.

(市販の睡眠薬 4錠ぐらいで意識障害になるようじゃ、怖くて売れませんよね.この辺の感覚は、医療者と一般の人の違いというよりも、個人の判断力に由来しそうです.)

 どちらも、仕方ないかもしれませんが、もう少し、きちんとした情報がないと、受け入れたほうもがっかりしてしまいます.

 ある程度病気の予測が出来ないと、場合によっては再搬送などで、逆に患者さんにとって不利益が出そうです.

 ただし、一方的にこういっても、救急隊もかわいそうですよね.医療行為は禁じられているわけですし、少し踏み込んだ判断をすると、意地悪なDrは、どうしてそうなの?とか突っ込みそうですからね.

 アメリカ風に、救急車は必ず救命センターに入るというシステムも魅力的ですが、救命センターがもちませんし、田舎では、無理でしょうし、悩ましいところです.

 ここまで読んでくれてありがとうございます.

羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 合掌

固定リンク | コメント (1) | トラックバック (1)

トラックバック

この記事のトラックバック URL

http://blog.m3.com/aikoblog/20060721/1/trackback

トラックバック一覧

酔っ払い患者
あいこ先生は、救急隊の話を善意に受けていらっしゃいますが、一般に泥酔している患者を病院は受け入れたくないですよね。だから救急隊が正直に「泥酔して意識がありません」なんて言うとどこの病院にも断られて受入... [続きを読む]
posted from 病院日記 2006.07.21 16:34

コメント

コメント一覧

初めまして
先生は、救急隊の話を善意に受けていらっしゃいますが、
一般的に酩酊状態の患者(?)は病院も受けたくないので、救急隊が「かなり酒に酔っているようです。」なんて正直に言おうものなら、次々に断られてしまって、受け入れ病院がなかなか決まらないという救急隊側の事情もあるのではないでしょうか?
私も以前、経験したことがあります。
救急隊から、「公園で中年の男が意識不明で倒れている」との要請(誰が119したんだろう?)。到着すると酒臭い男が大いびきで寝ている。ホームレスらしい。その救急隊員は大変できた方で、「病院で単純酩酊と診断していただければ警察へ搬送します。」とのことでした。救急隊が呼ばれたからには、医師の判断なしに「単純酩酊」とは決められないようです。急性アルコール中毒はいいのですが、慢性のアルコール依存症は困ります。
written by papa / 2006.07.21 16:13

コメントを書く

ニックネーム*
メールアドレス*
URL
内容*
※「利用規約」をお読みのうえ、適切な投稿をお願いします。
あいこ
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2012/05 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

新着コメント

新着トラックバック