自立支援の指定医療機関への手続きがやっと認められることになり、平成23年7月1日より下記の「まえはら心療内科」が本格的にスタート、私も勤務することがやっと決定しました。
まえはら心療内科
宜野湾市真栄原3-17-2 友愛ビル2F
098-943-3516
現在モモクリニックに通院中の皆様、自立支援法の医療機関変更の手続きをお願いいたします。
沖縄県庁障害保健福祉課のHPに指定医療機関のリストが掲載された時点で各市町村で手続きが出来ます。
http://www3.pref.okinawa.jp/site/view/cateview.jsp?cateid=89
新しいクリニックでは、私は思春期の心の問題全般と発達障害ケアに重点を置き、その延長上で不登校や引きこもりなどの相談にも力を入れていく方針です。
午前中は原則予約なしで受診希望者に短時間の面接、午後は予約の外来とします。
尚はじめて来院(後藤の外来を希望)される場合は原則としてメール等でご相談の大まかな内容を先に後藤までお知らせください。(後藤が予約をメールのお返事で指示します)。
はじめての受診当日は臨床心理士が予診でお話を聞きますので、予約時関よりも一時間程度お早めに御来院をお願いいたします。
不登校や引きこもり、その他思春期のご相談全般では本人の受診前に「御家族の相談」も随時受け付けております。相談員かPSWが対応いたします。
以前のクリニックでは全部予約にしておりましたが、今度は午前中はフリーとしてみました。時間は取れませんが、簡単な薬剤調整のご相談などは対応できますので、お気軽に御来院ください。
なお精神科デイケアは7月より開始、精神科訪問看護も近く開始する方針でおります。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
私へのメール相談の中にも非常に多く、実際に受診された人からも聞きましたが、専門でない精神科医から「発達障害でない」と診断されて非常に苦しい思いをしたという話を多く耳にします。
下記HPでも説明していますが、DSMⅣなどの診断基準には
C.「これらの症状による障害が複数の状況下(例えば学校と家庭)において見られる」
D.「社会、学業、職業等の機能において臨床的に著しい障害が存在するという明確な証拠が存在する」
という生活障害の条件がついており、例えば「仕事をしているから生活障害は著しいと言えない」という根拠で「診断しない」ということは文字通りには正しいので、そのとおり丁寧に説明していただければ当事者も仕方が無いと納得する可能性はあります。
私はそのために下記に「自己診断」のHPを作り、「診断されない人用の自己責任の自己診断」を提案しました。
http://www.geocities.jp/yanbaru5555/selfDiag1.htm
しかしこれとは違う理由で、ちゃんと診断しない理由を説明もしないで「発達障害でない」という医師が非常に多いことは残念ながら事実であり、私も最近つくづく「そのことさえ医師の間で理解されるのがこんなに難しいのか」と実感しています。
私の考えは単純で、「私は専門でないから発達障害であるかどうかは分からない」と言っていただければ良いだけなのに。先生方にはなぜそれだけのことが出来ないのだろう?
発達障害を理解することは非常に難しいです。これは当たり前のことで、私は「理解していない立場から、何でそれほど強く診断すべきでないと自信を持って言えるのか?」が素朴に疑問である。
(最近のメール相談へのお返事。docomo携帯からのメールで、返信しましたが届きませんでした。せっかく書いたのでここにお返事だけ貼り付けます)。
前略メールを拝見しました。お返事遅くなりごめんなさい。
まずメールだけから診断や責任ある助言は困難であることをご理解ください。
以下は私のメールからの単なる「印象」「想像」です。
あなたは「治療」に何を求めていますか?
「効果を感じられず」に中止するということは、「医師や病院が全部治してくれる」と思っているのではないですか?
医療に出来ることは、「自分で回復しようと努力し続ける本人にやり方を助言する」程度のことで、医療が治すのではありません。
親に当り散らすということは、「親のせいにしている」ということではないですか?
「自分に合った治療」とは何ですか? それは結局「良くならないのは治療が悪い」というための言い訳を最初から考えているのとは違いますか?
拒食症は、「都合の悪いことは全部見た目のせいだ」と考える病気です。「見た目」にこだわることを自分で止めるしか回復の方法はありません。
あなたが治ろうとしていないだけではないですか?
このメールだけからの印象です。
本当のことを言ってくれる人はそう多くないだろうと考えて書きました。
あなたはまだ私が相談に乗る段階ではないと思います。
もっとどうしようもない状況になって「自分を変える努力をして回復したい」と考えるようになったら相談して下さい。
とりあえずお返事まで
6月19日 YANBARU
前略メールを拝見しています。少し混乱していますね。
あなたの「知人」はとんでもない差別主義者で、発達障害の
理解とは程遠い「無理解の代表」のような人ですね。どうして
そんな一面的で専門家でもない人の言うことを鵜呑みにするのですか?
例えばその「知人」に同伴してもらって、センターの専門医に再度受診し、その「知人」から専門医に説明してもらって、
それで専門医が何と言うか試してみてください。
私の想像では、その「知人」はあなたと一緒に専門医のところには行かないと思います。(逃げると思います)。
人を診断して告知するということは重いことで、診断が間違っている可能性は無いか? 相手がその診断を受け止められるか?
診断したことで本人にどんなプラスがあるか?
また生じるマイナスが無いかどうか、診断をつける医師として、大変悩んで決断します。
簡単に診断をつけて本人に伝えることは出来ません。
専門家の私たち医師でもそれくらい慎重に考えていることを、専門家でもない立場で聞いたあなたが混乱するかもしれないことを全く考えもしないで軽はずみに勝手な考えを伝える。私はその「知人」を許せません。
私の助言はその人とは違います。「普通になる」のではなく、「自分の障害を理解する」ことが重要で、それで実際にもOKです。
無理をして普通になろうとすると、うつ状態や身体症状など、病気になる人が多いです。
(その知人はあなたが病気になっても責任を取ってくれますか?)
例えば発達障害でなくても、性格にはいろいろなタイプがあり、いろいろな意味での「少数派」が実際に居ます。
その「知人」はそういう少数派は全部普通の仕事には就けないと考えているようですが、ではどこからが「普通」かその「知人」は客観的に説明できるんでしょうか?
ただ単にその「知人」の「個人的な価値観で普通だと思い込んでいることをあなたに言っている」のとは違うと言い切れますか?
アインシュタインやエジソンをその「知人」の考えのように普通に「矯正」したら世界は進歩しなかったでしょう。
あなたが発達障害であっても無くても、「あなたらしい」ことをプラスに生かす環境を考えれば、世間の中で居場所は必ず見つけられます。
必要なことは自分の脳の働きについて正確に理解することです。
WAISⅢの知能検査は受けてみましたか?
もしも受けていたら、「プロフィール」をコピーしてもらって心理士か医師から説明してもらいましょう。
そちらの医師や心理士で出来なければ、私のところにメールや写メでも送ってもOKです。
少なくとも専門家でもない人の言うことに振り回されるのはあなたにプラスになりません。
あなたが発達障害であれば「白黒つけたい」はずなので、「専門医のところに一緒に行ってあなたから説明してほしい」と知人に頼んでみることをお勧めします。
(私はその「知人」は逃げると想像します)。
もし行っても専門医は私と同じことをその知人に言うと思います。それでも一つの解決ではないですか?
あなたはあなたと違うものにはなれません。なる必要もありません。
発達障害であっても無くても、「最低限の適応」で十分です。
「普通」というものがあるわけでもなく、相対的な「多数派」が居るだけです。
私は一回の面接でも診断を希望されればはっきりつけます。(ただWAISⅢの結果は先に準備してあるとありがたいですが)。
とりあえずお返事まで
6月5日 YANBARU
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