(これまでに記載したかも知れないが、分かりやすい発達障害の例えの説明がある。どこかの資料からの借用で、私のオリジナルではない)。
「時速300キロ出るF1のエンジンを積んだ普通の車」というのがそのたとえだ。
F1のエンジンは時速300キロまで出せるので、アクセルを踏むと急にスピードが出て、普通の道では非常に危険だ。日本の曲がりくねった道や信号の多い道では必ずと言って良いほどトラブルを起こす。
逆に、ドイツのAutobahnの一部のように速度無制限のとにかくまっすぐな道に行けばこっちのものだ。高速エンジンの強みを発揮できる。
発達障害の「過集中」は、単独行動かつ短時間限定であるが、多数派のバランスの取れた集中力をはるかに上回るパフォーマンスを発揮できる。ある意味では「リミッターが機能しない脳」という考え方も出来る。これがF1のエンジンだ。
発達障害の不適応は、このエンジンの微妙なコントロールが困難なところで説明できる。ハンドルが追いつかないので事故になる。普通の車では、車自体が壊れてしまうこともある。
重要なことは、「非常に高度な運転技術を要する」ということだ。運転の仕方に発明工夫を凝らす必要があり、また繰り返しの練習も必要だ。
私の場合は、ホームセンターや百円ショップを歩き回って新しいモノを発見するとテンションが上がる。また入浴するとテンションが上がる。緑茶のカフェインは効き過ぎて夜飲むと不眠になる。白衣を着ることである程度テンションは上がる。
こういう自分の脳をコントロールするための自分なりの工夫を積み重ねて行くことが高度な運転技術を身につけることだ。
外の環境に一旦働きかけて、その環境からの逆作用を利用して自分の脳を間接的にコントロールする。発達障害にはこういう苦労があるのだ。
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