「モラルハラスメント」という用語は最近はポピュラーになっている。
パートナーに対して「お前の考えは間違っている」と言い続けたりすることで、これは合理的強迫的ジャイアンの専売特許と思っていたが、意外に依存型ジャイアンのモラハラがあることが最近分かった。
依存型ジャイアン特有の「その場の場当たり的な対応」の一種として、「とにかく相手を黙らせれば良い」という目的で「威圧する」、「断定する」、「相手の意見を聞きもしないで頭から否定する」という態度が出てくることがあるのだ。
これをパートナーなどの相手から見ると、実はハラスメントとしてのダメージが違ってくる。
合理的強迫的ジャイアンでも、積極奇異型ASでも、強迫的な発達障害のモラハラは自分自身にも厳しい条件を課していることが多く、モラハラの加害者の行動をしっかり見据えれば首尾一貫性があるので、理不尽であっても理解の可能性は無いことも無い。
これが、「依存型ジャイアンのその場相手を黙らせるだけのための術」となると、その首尾一貫性すらなく、全く逆にたちまち忘れ去られてコロコロ変わる結果になるので、どうにも理解が困難で、ハラスメントとしてのダメージは非常に重症になる。
パートナーが素直なノビ太型ADHDであった場合など、断定口調だけに圧倒されて、「言われるように自分の考えが間違いなんだ」とつい思い込んでしまうことも想定できる。
身体的な暴力が見られない場合でも、この依存型ジャイアンのモラハラはもっとも悪質なDVの一つだと私は考える。人格の全否定であり、何より相手に与えるダメージが大き過ぎる。
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