さて時間的継続性のイメージがある程度使いこなせるようになると、次は「責任」と「意味」の領域に入る。
私が実際に考えた説明は、例によってメリットに結びつける言い方で、「時間的継続的に一貫した行動の不変の方針があれば、他者の出方をある程度予想できるというメリットがある」というものだ。
依存型ジャイアンの一群には、「一瞬の出たとこ勝負でほとんどの場合何とか乗り切れる」というある意味で器用な人たちが居り、逆にその能力があるので合理的な思考は必要なかったということだと私は理解している。
「自分が業績を上げて上司が喜ぶことが理解できなかった」とか「謝っても何も変わらない、リカバリーすればいい」という超個人主義的、結果主義的な考え方」が帰結する。
ただ周囲の人のほとんどが時間的な継続性の世界で生きていることが分かると、「一瞬の適応」よりも比較的に確実に周囲の人の動きを「予測」できることが分かり、依存型ジャイアンの「利益、利用価値」の世界の延長上で、時間的継続性は認知しうる。
他者の動きをある程度予測できるためには、一定の行動原則の時間的に不変の法則性のようなものをを自分と周囲の人の間で「共有」している必要がある。
私はその「継続した行動の一貫性の原則」の一つとして「責任」の機能、有用性を説明する。個人個人がある共有した同じ原則の「責任」の考え方を共有しているから、知らない周囲の人の行動が予測できるのだ。
逆に周囲の人から「責任」を追求される状況とは、依存型ジャイアン本人の行動が一貫していないので予測不能となっていることの結果生じた周囲からの不満である。
現段階でまだ「他者」は厳密には出てきていない。状況の一部としての「写真の中のほかの登場人物」の行動の予測に「使える」ということで「責任」をまず理解するのだ。
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