2009.02.10 00:09 |  診療  |  研究  |  その他(医療関連)  |  ADHD関連  |  AS(アスペルガー)関連  |  YANBARU  | 推薦数 : 3

ジャイアンと耐糖能

 ジャイアンには慢性関節リウマチやSLEなどの自己免疫疾患が有意に多いという臨床的な実感を前に書いたが、実は耐糖能異常もよくみられる。

 もともとジャイアンには依存的傾向があり、過食傾向から二次的に糖尿病的になる可能性も当然考えられる。実際見た目も関係するので、摂食障害にはジャイアンは非常に多い。

 それとは別に、十代でもNIDDMのケースがあり、何かベースに自己免疫的な全身疾患がありそうな耐糖能異常がちょくちょく見られる。

 あるケースは食後血糖が異常に早く下がり、インスリン分泌が有意に多く内科からも首を傾げられている。その原因か結果か、本人は甘いものを異常に食べ続けている。

 別のケースは極端なダイエットから血糖コントロールに失調を来たし、しばらく入院となった。

 血糖も中性脂肪も普通の検査値とは桁外れに異常に高くなり、かと思うと急速に正常化したりする。

 私自身も、朝はしっかり食べるが、昼食抜きでほぼ毎日大体12時間ぶっ通しで頭を使い続けるが、ほとんどブドウ糖の補給なく(過集中ペースのまま)そのまま過ぎることもあり、逆に突然眠気がきて「これは低血糖か?」ということもある。

 車の運転中の眠気には、何故か昔からある「ボンタン飴」を私は愛用している。

 自己免疫疾患とともに、耐糖能とインスリン分泌の変動がジャイアンの遺伝子には一まとまりで乗っかっているのではないか?

 あるいは逆に、「自己突っ込み」という尋常でないストレスのせいで、自分自身の組織に免疫システムが誤作動するような別のストレス反応のメカニズムを想定するべきなのか?

 いずれにしても、重要な臨床的な関連であると想像している。

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