2009.01.01 02:09 |  診療  |  研究  |  その他(医療関連)  |  ADHD関連  |  AS(アスペルガー)関連  |  YANBARU  | 推薦数 : 4

年頭所感

 年頭に当たり、やり残しつつ先延ばしにしていたことを掘り返してテーブルの上に並べなおす作業をしながら、昨年を振り返り今年の過ごし方を考えている。

 一昨年の暮れ頃から私の「ジャイアン」についての考察は一年に及び、私が臨床的にイメージするある類型についてはある程度の輪郭ははっきりしてきた。

 本年は昨年先延ばしにして手をつけ切れないで来た「ある程度学問的にコンセンサスを得られる形に整理する」という作業を行うとここで明記して、先延ばしできないように自分を追い込んでおこう。

 一番抵抗があるのは実は文献検索とその勉強だ。「特に海外の文献は無限にあるように思えてきて、英語にも自信はないし、***」というのが私のこれまでの言い訳だった。

 これから少しずつ考えて行こうと思っている「ADHDもスペクトラム」という論点と、「中心志向」や「関連付け」、「自己突っ込み」、「非言語的なやり取りの重要性」などの観点から多軸的に成人発達障害を分類する作業は、もはや私だけの「自説」を唱えるだけでは世間を混乱させる結果にしかならない可能性がある。

 私がこれまで考え続けてきた「ASとADHDの違い」は、形式的な単なる「物差しの違い」、または「次元の違い」だけではなく、脳の働きのひとかたまりとなった「本質の違い」があるように感じている。その内容を出来るだけ明解に表現することがこのブログにおける私の本年の目標だ。

 私は特にお返事はしませんけれど、コメントはいつも非常に参考にさせて頂いています。出来れば具体的な実体験の書き込みを期待します。私自身はこの具体的な体験を思い浮かべる中から新しい発想が浮かんでくることが多いので。

 本年もよろしく。2009年 元旦 YANBARUこと後藤健治

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