2008.09.25 22:50 |  診療  |  研究  |  その他(医療関連)  |  ADHD関連  |  AS(アスペルガー)関連  |  YANBARU  | 推薦数 : 3

姿勢と発達障害

 私は小学校の頃50キロあり、肥満児だった。特に腹が出て、中学の時に確か体育の先生から「50(歳)の人の腹」と言われたことを記憶している。(ついでに書くと、ジャイアン母から塩を渡され、縄跳びや毎日風呂で塩で腹をこすることを強要され私も言われたとおりにやっていた)。

 最近も運転中の姿勢が悪く、首筋が痛くなったりすることが多かった。一年位前に「猫背のせいだろう」と考えて車のシートの中間に枕状の背もたれをつけて運転中背中を反らすようにして首の痛みは軽減した。

 また最近「腸腰筋」のことを調べていて、実際に腸腰筋に力を入れる練習などをしてみて、はっと思いついた。私の腹が出ているのは、「体幹の緊張の不足」という発達障害の特徴で、内臓下垂が起こっているからだと思う。

 腰椎から大腿骨を引きつける腸腰筋と、背筋、腹筋が適度に緊張して腰部の姿勢保持が行われる。発達障害は協調運動障害も合併するので、腸腰筋と他の筋とのバランスが取れず、腸腰筋が弛緩すると、骨盤は後傾して、腹は出て内蔵下垂になる。ということが起こっていたのだろう。

 ついでに言えば、腹が出ていることと内蔵下垂のために内臓脂肪過多にもなっているように思う。 

 という訳で最近私は腸腰筋を意識してトレーニングしている。腰椎を大腿骨側に引きつけると、自然な脊椎のカーブが出来て、特に頚の部分に余計な力が入らない感じがする。

 こういうことを頭で考えて、一つ一つの筋肉を意識して力を入れることをしないと自動的には出来ないのが協調運動障害である。極端な話、「走り方」「座り方」まで教わらないと出来ないのだ。   

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