ジャイアンは中心方向からのアクションに過剰に反応する。収録時で私は「当事者」として出た立場であり、人に見せたくないプライバシーもビデオで公開した状況であるので、高見の見物の専門家に対して不利な立場にあり、「上から」と感じたことに反応した。
しかし一時の過集中モードは時間とともに過ぎ去り、「自分こそ何様と思っているのだろう」という自己突っ込みが復活すると、ある程度合理的な判断が出来るようになり、「別に誰がどんな勝手な診断をしようが私は私に許されたことをやっていけば良いことには変わりは無い」ことに立ち戻った。
ここに至った経過には、カミさんをはじめ数名の人に私の感じ方が全くの独断ではないと理解していただいたこともある。
私の出発点は「どうしようもない奴」であり、多少でも人の役に立つ場所が与えられているだけで感謝するしかない立場だった。どうしてこの原点をいつも見失ってしまうのか、これがジャイアンの中心志向の「性(さが)」だろう。
ジャイアンの中心志向が反応すると、「過集中スイッチ」がONになり、しばらくの間合理的な自己突っ込みが停止する。これが一番恐ろしいことだ。
マスコミに出るというのは、私自身の中心志向にとって非常に「うれしい」ことであり、「木に登った」ということなのだろう。
さて私は静かにジャイアンの心理の本質を考え続ける作業に戻ろう。
一つ気づいたのは、収録中は、私は「当事者」という立場で、変に楽しくなったことだ。普段よりも積極的に発達障害的な面を出して良い(出したほうが番組上もプラスになる)という珍しい場面なので、変にテンションが上がった。「スティッチ」的なADHDの脱抑制状態に近かったかもしれない。
その瞬間は、以前から議論している過集中状態の時と同様に、一時的には積極奇異型ASと非常に似ている。(意識的に番組に登場するAS氏を私ははっきり当事者的に弁護する立場で発言したこともあるとは思うが)。
そういう意味では「しばらくして合理的な自己突っ込みが回復すること」自体がASとの違いなのかもしれない。
過集中や脱抑制「悪乗り」モードを出来るだけ早めに停止させる方法はを工夫する必要がありそうだ。
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