ADHDがASと日常的に接した結果、ADHD本来の場当たり的で大雑把なスタイルと違うASのような強迫的な行動パターンとなる現象を私はAS被影響症候群と呼ぶ。

 少し前のスレッドの書き込みに少しヒントを頂き、この影響の中身について想像が進んだ。

 ASの人は、(特に積極奇異型は)自分にも人にも非常に強迫的で厳しい「完全さ」を求める。発せられる言葉はほとんど「完全と比較して」ということになる。

 ADHDは何でも言語的に断定口調で言われると「それもそう」と思ってしまう傾向があり、まずこの形での「影響」はあるだろう。

 もうひとつ、ジャイアン型ADHDが積極奇異型ASから受ける場合に全く別の形で起こる「影響」は、「中心志向が強化される」ということだ。

 積極奇異型ASと接して、中心志向を「当然」のように示されると、ジャイアンの中にある中心志向を合理的に「非現実的」と否定することが非常に難しくなり、中心志向の鬼のようになって、自分にも非常に厳しい自己突っ込みをして強迫的になり、例えば子供にも異常に厳しくなる。

 「ASと接することで中心志向から来る自己突っ込みがひどくなる」ということが起こると私は思う。

 助かる道はこの反対で、徹底して合理的なパートナーから、徹底して合理的に中心志向を否定してもらい、本人の中にある合理的な部分を強化してもらうことにあると思う。

 ジャイアンの回復の根拠は、「片方の足は合理的なADHDの場所にある」ということだ。自分の合理的な部分をどう使って回復するか、もうしばらく考え続けよう。

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