ジャイアンの中心志向から来る自己突っ込みは、非常に高い「当たり前」の基準と自分を比べる形になる。このことの一番大きな問題は、「小さい改善の努力が無意味になってしまう」ということだ。
現状と高い基準の間の開きが大きくて、現状を改善する為の地道な努力をしたとしても、「その後にも同じ自己突っ込みが来る」ことまで見えてしまうので、「進む気にならない」ということになる。
「先延ばし」という観点から見てこのことは非常に重大である。先延ばしを解決する現実的な努力が否定されてしまうからだ。
「自分に低い自己評価を言い聞かせる」ということが有効なのは、この「高すぎる基準」を修正して、その結果中心志向の自己突っ込みをかわすことにより現実的合理的な基準に修正するということになるからだろう。
「目の前のこんな小さいことも出来ない状況で、この非常に高い基準と比較するなどあまりに非現実的で不合理」と考えて、合理的な部分の力で基準を修正することができれば、この穴から脱出できる。
ジャイアンの中心志向から来る自己突っ込みのために先延ばしが重症化し、その結果治り難い「うつ病」になっている人はかなり多いように思う。
いわゆる「うつ病の認知療法」と全く違う解決方法になるところが面白い。
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