2008.06.03 20:13 |  診療  |  研究  |  その他(医療関連)  |  ADHD関連  |  AC、人格障害関連  |  YANBARU  | 推薦数 : 5

ジャイアンのうつ

 私はかなり努力しているが、やはりジャイアンであり、ジャイアンならではの弱さもみっともなさも当たり前に持っている。

 某大手の掲示板での私に関連した(私は何も知らない)トラブルも、親切に教えていただいているのに、見るとカッとして感情のコントロールが困難になる可能性を想定して実は自分では見られないでいる。(表面上は「ばかばかしい」などと見栄っ張りな嘘を言っているが)

 例えば免許の切り替えで「違反者講習」が来ても、落ち込む気持ちがどうしても生じてしまう。

 要はジャイアンは醜い存在なのだ。そしてそれを合理的な部分は許せないのだ。

 こういう「否定的評価」に対して、ジャイアンは「うつになる」ことがある。私も一時「体が重いとはこんなことか」という感じがして、危ない危ないと思い直した。

 「思い直す」方向は、実にうつ病の認知療法の正反対な方向だ。

 「そもそも自分を高い所に前提しているから落ち込むことになる」

「そもそも自分はそんな大したものだったか?」

「厳しかった当時のどうしようもなかった自分のことを忘れるな」

「あの当時のことを考えれば普通に働けているだけでも社会や家族に感謝しなければならない」というような自問自答を繰り返す。

 逆説的であるがジャイアンはこれを言い聞かせることによって「うつ」から逃れられる。

 問題は「前提」の部分で自己評価が高すぎる状態になっていることにある。何も考えずボーっとしているとこの高い自己評価のところに「落っこちる」のだ。

 一生懸命に意識して上記の自分の本来の評価を自分に言い聞かせ続けると、やっと頭が働きだして「うつ」になりそうな底なし沼から足を引っ張り出せる。

 とは言っても、やはり件の掲示板を直視する気持ちにはなれないのであるが。(こういうのを「先延ばし」という)。

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