私は学童期の発達障害のケースで、「不登校」の指示をすることがある。学校は基本的に「はじめに登校ありき」という発想をする事が多いので、主治医からの指示で学校からの無理な登校への働きかけをストップするためだ。下痢や腹痛、頭痛などの身体症状が激しいケースなどが多い。
ただ実際無理に登校しなくてOKとしたものの、登校し無くなったので、家で楽しそうに遊んでいたりすると、親は「これで本当に良いのか?」と悩む。私にもストレートにぶつけられて、私自身もこれしかないとは分かっているが、確信が持ちきれないで居た部分があった。
今回新学期にいろいろなパターンで昨年登校していなかった数ケースが登校し始める経過を見て、私なりの見通しが出来たので書いておこう。
「登校するか否かを本人に選ばせる形にしておくと、本人が自分で判断して行く様になる」と考えてOKだと私は思う。
小学校低学年でも私は本人に発達障害の説明をするが、周囲の人や家族を「あの人はAS、ADHD」等と本人が言い当てられるくらいまで理解が進むと、不思議と自分で選んで登校を始める。
先に引用した思春期のはじめのケースもそうだが、発達障害は自分で納得することが非常に大事なので、早くに本人に説明して、本人なりに発達障害を理解すると、その結果として「本人の納得した決断として」登校につながるということが起こっているのだろう。
受動型ASの場合はちょっと特殊だが、それなりに周囲の環境(友達など)との相互作用の成り行きで登校するパターンになることも多い。
親が「じっくり待つ」ことが出来るかどうかの問題だ。
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