2008.04.17 12:38 |  診療  |  研究  |  その他(医療関連)  |  ADHD関連  |  AS(アスペルガー)関連  |  YANBARU  | 推薦数 : 6

お姫様症候群②

 ジャイアンのお姫様症候群の本質の一部は「依存」である。
 前のスレッドへのコメントの中に「受動型ASと親子関係のような安定的な恋愛をしながら、積極奇異型ASと刺激的な恋愛をする」という記述があったが、実際は私の印象では「受動型ASでどんなことになっても独りぼっちになって不安になることが無いように保険を掛けておいて、積極奇異型ASへの好奇心と一時的な服従させたい衝動でハンティング(服従させたら興味が無くなりかえってうざくなる)のようなことを続ける」ということではないだろうか?

 恋愛であれば、不倫であろうと何であろうと私は本人の自己責任で「治療」の対象であるとは考えない。お姫様症候群が「治療」の対象となるのは、アルコールや薬物、摂食障害(食べ吐き行動)と同じような「依存症」(addiction)であるからだ。

 その証拠と言えるかどうかは分からないが、ジャイアンはお姫様をしながらでも摂食障害が治らなかったり、「満足」ということが無く、不安に駆られ続けている。その本質は、「本来ならば自立自尊で生きるべきジャイアンの脳の働きを裏切って依存を続けることへの潜在的な自己突っ込み」である。

 本当の解決は「依存をやめて自分の足で立つこと」だ。
 だからお付き合いしているAS諸氏には、「ジャイアンを依存させることは本人のためにならない有害な共依存にしかならない」と考えていただいたほうが良いように私は思う。

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