ジャイアンACも受動型ASも時に積極奇異型ASもノビ太(合理的ADHDのAC)も引きこもりになりうるが、それぞれプロセスが異なる。
受動型ASは積極的に社会に出る必要は無く、親をコントロールできれば、社会的に依存対象が無ければ引きこもることになる。
ジャイアンACは多くは強迫症状やSAD様の社会恐怖、身体症状などを訴えて病的に引きこもる。実際は自分自身に社会的に評価されることが見当たらないので外に出ること自体「どの面(ツラ)下げて」という自己突っ込みが発生する。結果(意識的にも無意識にも)社会的に他者の目にさらされることを先延ばしして引きこもる。
積極奇異型ASもジャイアンと同じように社会的に自分が納得できない状態では自己突っ込みが生じて引きこもることになる。しかし積極奇異型の場合特有の中心志向があるので、引きこもっていること自体がストレスになり、視線恐怖や聴覚過敏、強迫症状の悪化などが激しくなる。その結果「むしろきついながら社会に参加することで症状が総合的には軽くなる」ということが見られる。
合理的ADHDのAC(ノビ太)の場合には、自己評価の低下で人に迷惑をかけるという自己突っ込みが激しく、先延ばしも加わって、「嫌われるのが怖い」という引きこもりになる。
それぞれ引きこもりに至るプロセスは全く違うが、発達障害はもともと対人関係の状況理解の困難がある上に、強すぎる中心志向や人が異常に近く感じる知覚の特徴や、異常に理解を求める志向など、結果として人にこだわることが多いため、極端な選択肢として引きこもりになりやすいだろう。
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