最近のASの解説はm2さんのコメントはそのままスレに貼り付けたいくらい的確で、出来ればm2さんにどこかでまとめていただいて参照できるようにお願いしたいと感じています。

 さて私は最後に残った「依存型ジャイアン」の考察に向かおうと思う。

 ジャイアンは先天的に「自分に有利か不利か」「その場で誰が一番力を持っているか」を察する直感を持っている。その後の環境で、どのようなスタイルをインストールするかで現実的なあり方がさまざまに変わる。

 依存型ジャイアンは、この「特殊な空気を読む直感」を極限まで研ぎ澄ますことによってジャイアンの好きな「仕切る」ことを実現する形で成長していくのだろうと私は想像する。

 具体的には、典型的なパターンは、「情緒的に相手の弱みをつく突っ込みで相手を黙らせる」技術のプロになるという感じだ。もちろん逆におだてたり取り入ったりすることも長けていく。

 「相手の弱みをつく」ことは、相手がASで自分に愛着を向けている場合を除き、関係にプラスにはならないが、そのことは状況理解の不足と表面的な認知のためわからない。

 「その場だけ自分を否定するようなことを言いかけた相手を黙らせれられればいい」というのがジャイアンの自分勝手な(しかし非常に切実な)都合だ。「窮鼠猫を噛む」的な状況でこの力を発揮する。

 だから表面的な出来上がった姿は、「境界例」「自己愛型人格障害」と一見非常に似通ったものとなるだろう。

 ただよく見れば、「自分の行動のちょっと複雑で根本的な帰結がまったく読めない」あたりに認知障害が露呈しているので、受動型ASの境界例的になった人とは区別できる。

 依存型ジャイアンは(多くは積極奇異型ASに)依存を続けるために死に物狂いの無理やりなアクションを続ける。依存が出来なくなるとうつ状態や身体症状として問題が表面化する。

 相手のASが「ちょっと駄目なADHDの面倒を見てあげたい」という感じでやさしくしてくれれば、害の少ない共依存は可能であるが、ASの愛着が子供に行ったりすると大慌てして病気になることもある。

 

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