ASの愛着の問題はジャイアンの「非を認められない時の過剰反応」「受動型ASの責任転嫁様見える認知と行動」と同様、深刻だ。いずれも周囲の人から見れば理解不能の不合理で不可思議極まりない行動と映る。
しかし私は多くの同じ脳の特徴を持った人から話を聞いてきた。その結果そのいずれも、「脳の働きから直結して出てくる認知と行動である」ことが分かった。2歳でも、大人でも、基本的に起こっている現象は同じなのだ。
またジャイアンやASの本人から話を聞いて本人の問題に説明をつけたときに、本人が幾分楽になること、時には劇的に囚われていた問題から脱出するケースも見てきた。
例えば受動型ASの人は、周囲の人からのアクションに対して受身でしか動けない。自分が変わろうと思う人にはそれが最も辛い事実だ。
しかしその脳の働きの本当のことを見切った後には、「環境(周囲の人を含む)に働きかけて間接的に自分を動かす」という困難であるが一つの可能性は見えてはいる。
具体的にどうするかのマニュアルまでは私もまだたどり着いていないが、少なくとも「本人および周囲の重要な関係者がASについて理解する」というステップは可能だ。
その後どんな解決があるかは保障は無いが、とりあえず「発達障害のカミングアウトと専門家による説明」まではやって見たいと思う。
「まず第一歩はその見かけ上不可思議な認知と行動が脳の働きから来ていたことであることを理解すること」が本人にも周囲の人にも重要なことだ。そこから先は、霧の中を手探りで進む作業を少しずつ続けていこう。
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