昨年7月にはじめて以来、アクセスが100万を超えた。この数字の意味を考えていて、ひとつは発達障害の当事者は(私を含め)繰り返し強迫的にクリックすることもあると思うが、やはりこの問題に悩む当事者やご家族の関心が高いということなのだろうと思う。
私はもともとは人格障害の人のケアに悪戦苦闘してきた。その中で自分なりに得られた臨床の中での思い付きをずっと書いてきたのだが、本当はこの内容を学問的に整理して、学会発表するなり論文にするなりして医学会の中での理解を広めていくことも私の使命であると思う。これまでは分かってはいたが多忙を理由に逃げてきたのも事実だ。
実際、ジャイアン型ADHDの多彩な反応性の病的症状や、受動型ASの人の愛着の相手への態度などは、発達障害という見方をしないと理解が非常に難しい。しかし、逆に「なぜ発達障害という見方をするのか?」について学問的にきちんと説明しろといわれると、またこちらも難しい。
あくまでも私の心療内科で勤務してきた3年間の経験からの臨床的な実感に過ぎないけれど、「人格障害」といわれる人のかなりの部分、強迫性障害のかなりの部分、パニック障害やSAD、更年期障害といわれる人の一部、「DV」や「モラハラ」の加害者や被害者の多くが発達障害という見方をすると理解可能な人たちであると思う。
だから発達障害の問題は実は特殊領域なのではなくて、非常に普遍的な大きな問題なのだ。実感としては分かる人には分かると思うのだけれど、それを証明しろといわれるとつらいのが正直なところだ。
少しずつ時間を作って、一人二人でも理解してくれる人を医師の中に作っていくことを今後考えています。ご覧になっているドクターの中でご協力をいただける方はどんな形になるかは分かりませんが、サポートをよろしくお願いいたします。よろしくお願いいたします。
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