ジャイアンとAS② ジャイアンはすぐに「ばれる」
ジャイアンとASを見分ける時の分かりやすい特徴は、ジャイアン(自己正当化型ADHD)は状況が分からないので、自慢しすぎたり、そのたびに被害を訴える相手が変わって怪しまれるなど、「この人は自己中心的だ」ということがすぐに「ばれて」しまうところだ。
AS(特に受動型)の人はそんな風に思われるようなヘマはしない。AS独自の理解の仕方ではあるが、厳密に状況を読みながら行動しているからだ。
ジャイアンが「ばれる」のは、状況が分からないADHDであるからだと私は考えている。「ここで自慢話をしたら明らかに自慢と受け取られてかえって尊敬されない結果になる」ということが分からないのだ。
また、周囲のいろいろな人を代わる代わる加害者として、自分がストレスを受けているという訴えも、あまり相手がころころ変わると、「この人は結局自分が同情してほしいだけなのか」という風に相手に疑われて見破られることが分からないので、いかにも自己中と見られることが多い。
この特徴は、私は「実際に自分が一番で中心だと思い込んでいるので、相手もそう考えると思い込み、違う解釈をされるということを想像できない」ということだと私は想像している。また、「前に訴えたことを忘れているから」とも考えられる。
ASの人はこんな首尾一貫しないあり方は自分で許せないだろう。少なくとも前に話したことは覚えているし、それと一貫するかどうかも絶えず考えているので、自ら「ばらす」ことはない。
表面上は普通に見えても、しばらく訴えを注意深く聞いていると、自己中心的な部分が露呈してくる。あるところから先は、「この人は見破られたことに気づいてないはずだからそのまま何も気づかなかったように接しておこう」と周囲に見られて、遠まわしに敬遠されるような対応になっていることすら気づかないことはありうると思う。この点がADHDの一種であるという考え方の根拠だ。
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