前回のスレッドに質問があったので、具体的に書いてみる。(プライバシー上の問題があるので状況は改変)
ケース1.ASの夫から家事などの問題を指摘され子供を残して一人追い出され、離婚調停も不成立となり、夫からの離婚訴訟の「訴状」が来て初めて問題の深刻さを理解して、家事コーチングなどにまじめに乗るようになった。訴状の前には「不利なことには耳を貸さない」状態であったが、その後は現実的となりスタッフからの説明が「通じる」ようになった。電話などの受け答えなどにも、「前と違って考えてから返事をするようになった」と本人も自覚している。
ケース2.若い女性のケースで、もともとボーダー(境界例)かと考えてきたケースだったのが、AC的な認知の部分が回復してみると非常に正直、率直な性格で、発達障害の家族歴もあり、自己正当化型ADHDであった。一度は治療終結としていたが、「現実的な相談」の形で再び治療に導入し、「ちやほやしてくれるAS男性(複数)への依存を続けることは楽ではあるが、それではあなたの人生のためにプラスにはならないだろう」と直面化するタイミングを待っている。
いずれにしても、「現実にかなり追い詰められた状況とならなければ治療の糸口すらない」ということが重要だ。
粘り強く話を聞きながら本人が追い詰められるまでタイミングを待ち、本人が直面化できそうな場面で本当のことをずばり言う。
それまでの間は、現実の相談の形で、本人を取り巻く現実の状況の話を丹念に聞きながら本人の辛さを是認して話を聞いて行くことになる。
自己正当化型ADHDの詳しい説明については下記を参照。http://www.geocities.jp/yanbaru5555/mrhrADHD.htm
http://www7.ocn.ne.jp/~k-goto/adhdNH.htm
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