ASの金銭感覚は独特だ。②で述べた「こだわりは別会計」ということもそうだが、その他は「電灯を消して回る」というような強迫的な節約家になることが多い。
特徴のひとつは、「自分に関するか、自分の愛着の範囲に関してのみの節約」ということで、子供の頃から「おうちのお金でなければ無駄遣いして良い」というようなことを言ったりする。「自分(と愛着の範囲)のお金を減らさない」ということにこだわっているように見えることもある。
「安い」ということに関しては、「自分のこだわりのものに対して」、「期間限定で安くなっている」というような状況に弱いように思う。ADHDのように「特に必要でもないのに何となく安いから買ってしまう」ということは少ない。
結婚した場合に、②で述べた「パートナーに給与明細を見せない」ということもかなり問題となるが、その他に、「結婚後も愛着の対象である自分の実家の親に多大な金をつぎ込む」ということで問題になることもよくある。
実家の親が自己正当化型ADHDで、大人になってまでも服従を続け、パートナーよりも明らかに親の意見を重視し、表面上は「マザコン」という見掛けとなるのは、実は愛着の対象であり続けているというオオカミ的な群れの対人関係のパターンで説明できる。実家のジャイアンは群れのトップであり続けるわけだ。
第三者的には、「愛着の範囲がこうなっているのだ」と考えると「理解」は可能であるが、「結婚して家計をひとつにする」という場合には、ASの人は自分のAS的なスタイルから妥協することは必要だと私は考える。パートナーに半分の発言権を認めず、「自分が稼いでいるのだから」と言い続けたければ、はじめから人と同居すること自体を断念するべきだろう。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | ||||
| 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
| 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
| 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
| 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |