前回の①への書き込みやメールは大変参考になります。ありがとうございます。今後ともよろしく。
さて私が「ADHDのAC」という考え方を提案しているのは、実は実際の臨床の中で、片付けなど表面的にはとてもADHDには見えない人のなかに、ADHDと考えると治療やケアの方法が見えてきて、実際うまく行ったケースがたくさんあり、「表面上ADHDには見えない人の場合でも、ADHDを最初に疑ってみる必要があること」を理解してもらうために有効だからだ。
他にも、「AS被影響症候群」のADHDの人は表面上はよく強迫的になり、逆に受動型ASの人は「どの相手にもきちんと合わせるがゆえに」結果として表面上場当たり的に見えたりする。
ここで大事なポイントは、「もともとの認知と行動のパターン」と、現実の不適応の中で「二次的に身に着けてきたパターン」とを区別したいということだ。
ADHDのACの人は、ACとして周囲に合わせる死に物狂いの努力の結果、ある程度はADHDらしい注意欠陥などは表面上目立たないようになっていることも多い。しかしうつ状態になったり強迫症状が出たり、パニック障害や離人症、SAD(社会不安障害)などの別の病気になったりする。
こういったケースで、表面上に現れた問題を本当に治すために大事なことは、「元々はADHDだった」ことが分かることであり、診断はそういう意味で重要だと私は考える。
だからそれぞれの当事者の方が自分自身を振り返る時にお願いしたいことは、「それぞれの特徴が元々のパターンであるのか二次的なパターンであるのか」を考えて欲しい。
母親がASだったり、自己正当化型ADHDの場合のADHDのACの場合は5歳前までさかのぼることもあります。AS被影響症候群の場合はASと同居する前の自分自身はどうだったか? というようなことになります。その眼で自分を見つめた結果を教えてください。よろしくお願いします。
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