2006.12.31 19:45 |  診療  |  研究  |  その他(医療関連)  |  ADHD関連  |  AS(アスペルガー)関連  |  その他  |  YANBARU  | 推薦数 : 4

2006回顧

 私が「偏屈者宣言」をHP上に載せたのは5月だった。その後もクリニックでASやADHDの当事者の人たちと対話を続けながら、メール相談の返事を書き続けてきた。

 7月にこのブログをはじめ、10月にテレビ取材があり、11月に全国放送でカミングアウトという話になり、最近は地方紙にADHDの原稿を載せる相談をしている。

 この5月と現在を比べても、私自身の発達障害への理解は日々発見の連続だ。特にASの人との語り合いは、異文化交流であり、別の思考の枠組みを想像する努力の連続で、非常に楽しい作業だ。

 私自身、かつて相談された人を発達障害と診断し切れなかったことが多くあり、それと疑わないと発達障害と診断することは非常に難しいことを痛感している。

 11月になり、「自己診断」の必要性を痛感して、「自己診断ガイド」を簡単に作成した。自己コーチングガイドのほうはまだまとめている最中であるが、「自分で見立てをつけ自分でコーチングする」、「支援センターのケースワーカーの援助でコーチングを進める」という形へ向けてガイドとなる資料を作る作業は続けて行きたい。

 来年は少し今まで引き受けすぎた仕事を減らすことを考えよう。より思春期以降の発達障害に焦点を絞り、人に任せられることはできるだけ任せて、自分の限られた時間を有効に使うための努力に時間を使いたい。

 このブログは役に立つ資料を当事者の方と共同作業で作っていこうという試みだが、ここでもいくつかの出会いがあり、私自身かなり勉強させていただいた。

 ブログの書き込みで私の作業に協力していただいた皆さん、来年もどうぞよろしく。

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