自己正当化型ADHDとは、もともとは私の母親を分類するために考えたカテゴリーだ。あまりに表面的で不合理な学歴偏重の認知や、自分の非を認めない特徴がありながら、その他は明らかにADHDであり、私は自分の仲間と認めるのにかなり抵抗があった。
親が自己正当化型ADHDの場合、支配的で愛着の強いASよりも事態は深刻だ。なぜなら自己正当化型ADHDは「価値観を押し付けるだけで、相手は見えていない」からだ。ASは支配的だがちゃんと人間として認知している。自己正当化型ADHDはそれさえしない。傍からみると「自分しか見えていない」という印象だ。
その結果、子供がどのタイプであれADHDの場合は、「話を聞かない」「不合理で理不尽な押し付けをずっと繰り返す」というADHDに対して最悪の結果となり、子供は十中八九ACになる。思春期になって家出したり非行に走ったりして逃げ出せるケースはまだ健康なほうだ。
また子供がASの場合で、愛着が無ければせいぜい家庭内暴力くらいの問題でとどまるだろうが、その母親に愛着を持った場合は、「表面的で自分を見ていない態度に服従し続ける」こととなり、思春期以降にうつ病になるケースが多いと思う。子供が受動型ASの場合でも、場の読めない母親に合わせ続けるために絶えず周囲をうかがい続けるという認知と行動のパターンを身に着けざるを得ないだろう。
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