ASの親は、多くが子供に愛着を持つが、時に「妻だけに愛着を持ち、子供は無視」であたり、子供にASとADHDの両方がいる場合などに愛着のある子供だけをかわいがるということが見られる。
他方ASの子供も、愛着を持った親に絶対服従し、どんなにひどい仕打ちを受けてもその親からの愛着をひたすら求め続ける。
私は思春期以降「死のうとし続ける」という経過をたどったASの人を数名知っているが、良く話を聞くと、「愛着の対象の親ASの愛着の対象にならなかった」というケースだった。
ASで、しかも愛着の対象である親から無視され、しかもその親は自分以外に母親であったり兄弟に愛着を持つ状況を目の当たりにするという体験はASの子供には辛すぎる。
小さい頃からそういう状況に置かれたら、「死ぬしかない」と思いながら生きることになることは想像できる。
結局、ASの親子の場合は、「愛着のミスマッチ」ということが起こると非常に不幸な経過となる。
3類型では、いずれかが積極奇異で相手が受動型の場合はある程度うまく行く。積極奇異同士はぶつかることが多い。孤立型の場合は相手が孤立を尊重する限り大丈夫だ。
いずれにしても、親子の診断をつけることで分かること、改善できることは非常に大きい。
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