例えば結果として引きこもりになった人がいる場合、ASの場合でも、「もともと孤立型で引きこもる」という場合と、「積極奇異型であり本当は人の中に出て行きたいのだが、過去に痛い目にあったために出て行けなくなっている」という場合が考えられる。
発達障害の二次障害には強迫症状(過剰な手洗いや異常に長時間の入浴、鍵、ガスなどの過度の確認など、)や聴覚過敏の悪化、視線恐怖などのASらしい症状の他に、頭痛や腹部症状などの身体症状、二次的なうつ病、躁うつ病、境界性人格障害様の状態、摂食障害やアルコール・薬物依存なども時折見られるなどがあり、これだけでも十分に不適応や引きこもりの原因になりうる。
学童期以前の情報が必要となるのは上記の理由で、出来るだけ発達障害のもともとの症状を二次障害の影響を考えないでそのままつかみたいからだ。
早い人は小学校1年ですでに二次障害の影響を受けており、さかのぼって本人の本来のキャラクターを知るには「5歳」にまで遡らねばならないことがある。
だからここまでの自己診断のいろいろな特徴を考えるときは、「もともと子供の頃からの自分は?」と考えて、環境の影響を受けた以降の二次障害を被った可能性がある特徴はあまり重視しないようにする必要がある。
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