私が一番緊張する瞬間は、AS(アスペルガー症候群)の人にAsを告知するときだ。昨日も思春期のケースに告知した。
面談の仕方について誰と誰で話すか本人に選んでもらい、一対一でしばらく本人の「納得出来ないこと」を聞き、その後、その質問のひとつに答える形でまず「あなたが周りの人に理解されるためにこの説明が有用なんだ」とASについて説明した。
ポイントはそのケースの抱えていたトラブルが実はAS特有の感じ方と多数派の感じ方の違いによることを説明して、「どちらも正しい」「どちらも悪くない」「ただすれ違いがあっただけだった」と説明すると、本人の表情が柔和に変わった。
その後「アスペルガー症候群(高機能自閉症)のおともだち」(ミネルヴァ書房)を見せて、ざっと説明すると、「これで親も納得するかも」と本人の感想が出てきた。
ある程度信頼関係ができてから、きちんと時間をとって、タイミングを十分計って説明し尽くすつもりで告知をするが、本人が拒否したらどうするかはらはらしながらその場に臨む。
しかし実際には「自分が人と違うのがなぜか説明されてすっきりした」という反応となることが実際は多い。表情が変わるのが印象的だ。
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