私は発達障害の講義を頼まれてあちこちの学校を回っているが、発達障害の理解を説明するのに、「少数異民族」と説明している。脳の働きが明らかに異なる一群の人がいて、多数派とは言葉の使い方もかなりズレることは当たり前である。見た目にはあまり変わらないが、理解は容易ではない。そういうことを直感的に理解してほしいからだ。
ほとんどの講演で私自身がADHDであることは最初に自己紹介をするが、それでも時に「発達障害は治るか?」という質問が出ることがあり、それに対しても、「別にアイヌの人たちは日本文化に完全に同化する必要はありませんよね」と説明できる。全面的に多数派に合わせる必要は無い。共存するのに必要な最小限の妥協があれば良い。
親子でも通訳しないと話が通じないことは当たり前で、一年くらい親子で通院してもらってコーチングと説明を続けてやっとお互い理解が出来るようになる。
少数異民族の理解であるから、理解の方法は「フィールドワーク」、少数派からの妥協は「バイリンガル」ということになる。
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コメント
コメント一覧
私も近年、「健康第一」の変わり者人生に納得がいくようになりました。
先生の”少数異民族”という表現に共感しました。
しっかり勉強させていただきます。
発達障害であっても無くても、自分に納得が行くように生きることは大事なことです。本当は全ての人が一人ひとり固有の個性を持ち、一人ひとりの民族と文化であると扱われるべきだと私は思っています。そこでは発達障害であろうと無かろうと関係はなくなります。特に教育現場でこういう発想を教育者が持って欲しいと思います。YANBARU
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