私は心療内科でパニック障害や社会不安障害、うつなどを診てきて、そのうちの少なくない部分がADHDやアスペルガーなどの発達障害の人であることを発見した。
本来発達障害は自分が納得するように生きるしかない。納得できない生き方をするとそれだけでストレスとなり、身体症状やうつで苦しむことになる。病気になった発達障害の人を診てきて私が理解したことは、「世間に適応すれば病気になり、適応しなければ引きこもりや反社会的になる」という発達障害のどうしようもないジレンマであった。
だから発達障害の親などによく言うのは、「あなた(親)が楽になるということは本人がその分苦しいということですよ」ということだ。
ADHDは多くはうつになり、アルコール、薬物、時にはギャンブル依存などにもなる。アスペルガーは強迫症状と身体症状が多く、頭痛やアトピー、喘息等、時に攻撃的になることもある。
上記のジレンマへの答えはこうだ。「思春期以降に、本人の社会で生きて行きたい路線を出させて、それに合わせて最小限の社会適応、最小限の妥協を考える」
私はADHDである。私個人の答えは下記にある。
http://www7.ocn.ne.jp/~k-goto/henkutu.htm
http://www.geocities.jp/yanbaru5555/adaptation.htm
アスペルガー症候群の人と話していて驚くことは、「後悔しない」ということである。逆に言えば、「後悔するくらいならはじめからするな」「後で絶対後悔できないので事前に悩む」という思考と行動をとる人たちである。
驚くべき記憶力で、小さい頃のことまで克明に記憶し、また他人にも厳密な首尾一貫性を要求するので、多数派からすると「随分前のことを取り出して難癖をつける」ような形になってしまう。これは思考法の直接の帰結なのだが。
これと「人への愛着」が合わさって、多数派から見ると支配的でストーカー的な行動が帰結する。
また他者も自分と同じく首尾一貫性を重んじ、軽はずみには行動しないと仮定すると、必然的に「何らかの意図があって」ということになり、表面的には被害妄想的な発想ともなる。
成人アスペルガーの人々と時間をかけて対話して理解を試みてきた結果分かったことだ。下記に詳論
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