帝京大病院(東京都板橋区)の多剤耐性細菌アシネトバクターによる院内感染で、病院の中央検査部が10年以上前から菌を検出していたことが10日、わかった。追跡調査もしており、菌が見つかる割合が2009年に急増したという。
10日から都内で開かれた日本臨床検査医学会学術集会で、同病院中央検査部と大学医学部微生物学講座が発表した。
中央検査部などは、1998年以降に患者のたんや血液などから計101の菌を取り出し、菌の性格を分析してきた。アシネトバクターは水や土の中など、どこにでもいる細菌で、院内の患者からも数多く検出されるが、複数の抗生剤が効かない耐性菌の割合も調べてきた。アシネトバクター全体のなかで、多剤耐性アシネトバクターの占める割合は、2000年の9%から09年に50%に大幅に上がった。
多剤耐性菌アシネトバクターは90年代に欧米で広がりが確認され、00年代以降は日本でも散発的に見つかっているという。抗生剤を使ううちに菌が抵抗力を備える。そうした菌が生き残らないよう治療には注意が求められる。群馬大学の池康嘉教授(細菌学)は「帝京大病院では急激に耐性菌が増えているが、抗生剤の使い方に問題がなかったか検証する必要があるのではないか」と話している。(熊井洋美) 朝日
愛知県の藤田衛生医科大学の対応と差がありすぎるんですね?管理体制考え直さないと!
人類とウイルスの戦争です!
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