厚生労働省と財団法人「エイズ予防財団」は9月2日、国連合同エイズ計画(UNAIDS)のミシェル・シディベ事務局長の初来日記念講演「UNAIDS新事務局長と語るエイズの現状とビジョン」を都内で開催した。シディベ氏は、「新たなHIV感染をゼロにする」などUNAIDSが掲げるビジョンを紹介した上で、それを実現するため、「世界全体での『予防革命』と治療の革命にぜひ貢献してほしい」と訴えた。
シディベ氏は、世界各国のエイズ対策の状況を説明した上で、「治療を受けている人は2006年には30万人を下回っていたが、現在は500万人に上る」などと指摘し、エイズ対策をさらに推進する必要性を強調した。
一方、世界経済危機で財政困難に陥った国が、公衆衛生などの重要な予算を切り詰めている状況があるとし、「治療を受けている500万人を切り捨ててはいけない。人の命が懸っていることを念頭に置き、マクロ経済的な予算の調整を進める必要がある」と強調した。
さらにシディベ氏は、新たなHIV感染▽偏見▽エイズ関連死―の3つをゼロにすることを掲げるUNAIDSのビジョンを紹介。その実現には、「予防革命」と持続可能な治療の実現が必要だとの考えを示し、「最先端の技術を使って、世界全体での『予防革命』と治療の革命にぜひ貢献してほしい。日本で『3つのゼロ』を世界に先駆けて実現していただきたい」と訴えた。
質疑応答では、新規感染者の増加を食い止めるための方法を問われ、シディベ氏は、▽流行の現状を知る▽感染経路を知る▽直近の感染者がどのように感染しているのかを確認する―ことの重要性を指摘した。
NPO法人「ぷれいす東京」の生島嗣氏は、日本のHIV予防とケアの現場について講演した。
生島氏は、厚生労働科学研究のデータを基に、2007年に報告されたHIV感染者ら1500人が感染に気付いた場所で最も多かったのは、「一般医療機関」(58.5%)だったことなどを紹介。「ぷれいす東京」が実施するHIV陽性者向けの相談サービスを告知当日に利用した人の中には、体調不良の原因究明のために医療機関で自分から検査をリクエストしたり、肛門科や外科などでの術前検査で判明したりしたケースがあったといい、患者や医療従事者の混乱を避けるには、検査時のサポートが課題になるとの認識を示した。
キャリアブレイン
HIVって日本では増えてるんですよ?!無差別な性交渉は気をつけないとね!
固定リンク | コメント (0) | トラックバック (8)
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | |||
| 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
| 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
| 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
| 26 | 27 | 28 | 29 |
コメント
コメントはまだありません。
コメントを書く