
三重県の松阪市立松阪市民病院内で働く看護師ら
三重県の松阪市立松阪市民病院は4月から、仕事で成果を挙げた看護師に、通常のボーナスとは別に最高で年100万円の勤勉手当を支給する新たな人事評価制度を導入した。看護師の意欲を高め、優秀な人材を確保するのが狙い。同病院によると、人事評価を昇任の参考にする公立病院はあるが、給与にまで反映させる例は珍しいという。
同病院の看護師は201人(7月現在)で、本来の病床に対応した人員より60人ほど少ない。3年目ごろまでの看護師は、民間や県立病院の同年代の看護師に比べ月給で2万~3万円安く、低賃金を理由に退職する例もあったという。
新人事制度では、看護師個人の技能や専門性のほか「学習心」や「思いやり」など8項目について、上司が点数で評価し5段階に格付け。役職や勤続年数と連動して手当額が決まり、評価が最低ランクの新人でも10万円、看護部長級で最高ランクだと100万円が支給される。マイナス評価はないため、現在の給与が下がることはない。
評価は1年単位で、2010年度は4月からの半年で評価し、12月に初めての支給となる。財源は09年度病院収入の約1%分の5928万円を充てた。【共同通信】
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