川田龍平参院議員の事務所は8月7日、混合診療をテーマにした「いのちの対談」を開催した。川田氏のほか、日本医師会常任理事の今村聡氏とJA長野厚生連・佐久総合病院の色平哲郎氏が出席し、混合診療に関する議論を深めた。
基調講演した今村氏は、混合診療の全面解禁に反対する日医の姿勢を強調。全面解禁の問題点として、▽公的医療保険の給付範囲が縮小する▽医療の安全性確認は事後チェックでは遅い▽公的医療保険に対する信頼性が低下する▽患者負担が増加する―を挙げた。その上で、現在、保険診療との併用が認められている「評価療養」と「選定療養」の有効活用や、審査の迅速化を図るべきとの考えを示した。
川田氏は「薬の安全性を確保してほしい、新しい薬を早く使いたいという両方の立場がよく分かる」と述べた上で、製薬会社が薬を高く売るために、保険収載の手間をかけなくなっている現状があると指摘。自由診療について、「患者にとって選択の幅が広がるように見えるが、お金を持っている人と持っていない人では(受ける)医療に差が出てくるかもしれない」と述べた。
色平氏は「何かあった時に支えてもらえるという安心感が国民皆保険だとするならば、皆保険は1億人みんなでお金を出し合って、何かあった人にお金を払ったり、自分が使わせてもらったりするもの」と述べ、「これをお金もうけの材料にしようとか、(皆保険は壊れると)揺さぶられて(私的)保険に入らないと心配でしょうがないというのは本末転倒だ」と強調した。
川田氏はこれらの議論を受け、「国民が健康に長生きできること、いのちを優先することを考えていくと、公的な医療保険制度を維持していかないとなかなか難しい」と述べ、公的な制度を守ることが国会議員としての役割だと強調。その一方で、「患者の目線はしっかり生かされていかないといけない。患者の立場で発言していくことを重視していきたい」とも述べた。
キャリアブレイン
混合診療は現在も行われているんですけどね!もっと広げろってことですかね?
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自分は混合診療と言うものが具体的にどういうものなのか、わかったようでいましたが、今村医師の説明でより鮮明に理解できました。
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