移植に関連する10団体でつくる心臓移植関連学会協議会は6月4日、7月の改正臓器移植法の全面施行で移植希望者が増えることを想定して、新たな心臓移植実施施設として国に推薦する医療施設を決める審議会を開き、9病院について審査した。従来は年齢制限でドナーとならなかった15歳未満の小児についても、改正法では臓器提供が可能になるため、審議会では成人ドナーを受け入れる医療施設と、小児ドナーを受け入れる医療施設に分けて審査を行った。
協議会は改正法の施行を控え、既存の心臓移植実施施設基準に小児の移植に必要な要件を追加した新たな基準を作成し、実施施設を全国公募していた。
この日は、申請のあった9病院について書類審査を行った。9病院の内訳は、成人ドナーでは北大病院、埼玉医科大国際医療センター、岡山大病院の3病院、小児ドナーでは岡山大病院、東大病院、東京女子医科大病院、阪大病院、国立循環器病医療センター、九大病院の6病院。
小児ドナーの移植実施施設として申請した岡山大病院以外の5病院は、既に成人ドナーの心臓移植の実施施設として国の認定を受けているが、成人ドナーで申請した3病院はいずれも新規。審議会ではこの日の書類審査に加えて、各病院への視察を行い、それらを総合的に勘案した上で28日に最終決定する。
審議会後の記者会見で、議長を務めた北里大医学部の和泉徹教授は、「(7月17日の)法施行の段階では、ニーズには応えられるような体制に持っていかなければならないと考えている」と述べた。
28日に決まる推薦医療機関は、7月5日に開かれる予定の厚生労働省の臓器移植関係学会合同委員会で答申する。
キャリアブレイン
いずれも頑張ってる病院だしね!
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