iPS(人工多能性幹)細胞の創薬や再生医療への応用などを研究するiPS細胞研究所の開所式が8日にあり、京都大学構内(京都市左京区)に完成した研究所が報道陣に公開された。iPS細胞を開発し、初代所長になった山中伸弥教授は「10年をめどに臨床応用にもっていきたい」と抱負を語った。
同研究所は4月1日に設立された。地上5階、地下1階。実験室は、研究室グループで共有する「オープンラボ」方式。仕切りで分けず、研究者の情報交換を活発にする欧米スタイルだという。
山中教授は10年後までの達成目標として(1)基盤技術の確立と特許の確保(2)iPS細胞バンク構築(3)再生医療の臨床試験(4)患者のiPS細胞を作製し治療薬を開発すること――をあげた。「有効な治療法のない難病やまれな病気に対し、患者のiPS細胞を作って薬を探すシステムを作り、治療薬開発に取り組む」と話した。(瀬川茂子) 朝日
成果上げてほしい!
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