4月1日の会長選で初当選した日本医師会の原中勝征会長は2日、日医の定例代議員会での所信表明演説で、「今までわたしたちは、決定されたことへの反論しかできなかったが、これではいつまでたってもわたしたちの意見は反映されない」と述べ、今後は国の施策が固まり切らない段階で日医の意見を反映させる方針を示した。原中氏はまた、「日医は一般会員の声が確かに届かなくなっている。今後は会員一人ひとりで構成されているという原点に戻り、会員の声を大切に聞く医師会にしないといけない」とも語った。
所信表明演説で原中氏は、日医の役割について「県や郡市区医師会によるすべての動きを勘案し、現実に先生方の医療活動を保障できる団体にならなければいけない」などと強調。その上で、こうした仕組みを実現するため、日医として政府との交渉などを担う方針を示した。
代議員会では、医師による医療行為の一部を担う「特定看護師」の法制化に関する質問があり、原中氏は「アメリカナイズされた医療を日本に持ち込もうとする勢力がある。民主党の担当議員、厚生労働省の担当者と大至急話し合い、阻止したい」と答えた。
羽生田俊副会長は、現行の保健師助産師看護師法の枠内でどのような医療行為を行えるのかを、まずは整理すべきだとの考えを示した。
原中氏はまた、「保険料の事業者による負担は世界で一番低い」と述べ、医療費の財源を確保するため、事業者負担の見直しを国民にアピールする考えを表明。2年後の診療報酬改定で医療費を引き上げるよう提言する方針も示した。
キャリアブレイン
頑張ってほしい!ですね!
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ふたを開けてみれば、代議員の4割近くの得票で勝利した原中氏。だが、他の有力候補も100票超を獲得。日医の分裂も懸念されており、新体制では「反」原中陣営との協調が重要になりそうだ。
4月1日の会長選はピリピリとした緊張感が漂っていた。大阪府医師会から出席した予備代議員の投票を巡り、何度も議事が滞る場面がみられた。
日医会長選を追った。
午前7:30ごろから 日医会館内で原中氏が
最後のあいさつ
8:30ごろ 同会館内で森氏も最後の
あいさつ
9:00過ぎまで 日医会館入口で、原中、森両
陣営が代議員にビラを配布し
ながら支持訴える
9:30代議員会が開会
・暫定の議長が出席代議員数
を公表
357人(欠席ゼロ)
・新議長を選出
9:40石川育成・新議長があいさつ
「各候補ともキャビネット選挙をしないと言ってきた。オールジャパンの執
行部になる。開かれた、公明正大な日本医師会の第一歩になる」と表明
<一時休会>
10:00議事再開
・議長が選挙の実施と投票方法について説明・一部の代議員が
大阪府の予備代議員の投票に異議唱える
10:30議事一時中断
10:40議事再開
・議長が予備代議員は投票できないと説明し、同予備代議員に
退席求める
・これに対し、他の大阪府の代議員が再考を要請
10:45議事が再び中断
10:50議事再開
・議長が予備代議員を「欠員」扱いにすることを出席代議員に確認
・議長があらためて出席代議員数356人、欠員1人と修正
・投票のために議場を閉鎖
11:00投票開始
11:40投票結果発表
投票総数356票(有効投票数356票)
金丸昌弘氏 0票
唐澤祥人氏 107票
森洋一氏 118票
原中勝征氏 131票
・議長が原中氏を当選人に決定すると宣言
当選直後、記者団に囲まれた原中氏は、対立候補と票が割れたことについて、「一番票が多かった私が責任を持つ。日医が分裂してはいけない」と強調した。
キャリアブレイン
臨場感あふれた記事ですね?立ち会った気持ちになりました。
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レセプト審査に競争体制・民間参入も 支払基金と国保連の組織見直し 厚労省が検討会
・事業仕分けの「統合」方針に対応
行政刷新会議による事業仕分けで統合するとされた社会保険診療報酬支払基金と国保連合会のあり方について、厚生労働省は4月1日、競争の促進や民間の参入も含めて、両機関の組織の見直しを行うための検討会を設置、8日に第1回検討会を開催すると発表した。事業仕分けでは、レセプト審査率が低すぎることも指摘されており、審査支払業務の効率化も課題としている。
行政刷新会議の事業仕分けの評価結果では、「国保中央会・国保連に対する補助金(国保連・支払基金の統合)」の課題に対し、ワーキンググループの結論は「見直しを行う」とし、事業仕分けのとりまとめでは「国保連・支払基金を統合する」とされていた。
また、事業仕分けでの厚生労働省とのやりとりの中では、厚労省側が両者が競争することで審査の効率化などが図られるとの説明したが、とりまとめでは「国保連・支払基金が互いに競争するような制度にはなっていないため、競争で効率化はできない」と記載された。
厚生労働省は、今回の検討会について「審査支払業務の質の向上、効率化の推進等により、国民の信頼に応えることができる審査支払機関の実現を図るため、組織及び業務の両面から総合的に検討する」ものとしている。
その検討事項としているのは、
(1)審査支払機関(社会保険診療報酬支払基金、国民健康保険団体連合会)の組織の見直し
(2)審査支払機関(社会保険診療報酬支払基金、国民健康保険団体連合会)の競争の促進
(3)審査支払業務の効率化、民間参入の促進
(4)その他
の4点。
検討事項で、「組織の見直し」をあげてはいるものの、合わせて両機関の競争の促進、また民間参入の促進を位置づけており、事業仕分けで指摘された「国保連・支払基金が互いに競争するような制度にはなっていない」状況を改善することで、両機関の統合ではなく、それぞれの存続を図ろうとする方向のようだ。
事業仕分けで「審査率が低い」と指摘されたレセプト審査の状況を見ると、平成20年度で、支払基金は医科・歯科合計5.8億件のレセプト請求のうち査定を行ったものは0.8%(494万件)、金額は10.5兆円の請求に対し査定が0.2%(207億円)にとどまっている。
国保連は、6.1億件の請求のうち査定件数は0.6%(350万件)、金額は17.5兆円の請求のうち査定が0.1%(195.8億円)に過ぎない。オンラインメドニュース
公開での議論がおこなわれるそうですから、別の組織になるかもしれませんね?
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4月1日、会長選挙に続いて投開票が行われた日本医師会の副会長選挙(定数3)は8人の争いになり、森洋一氏、唐澤祥人氏の両陣営が推薦した中川俊男氏(北海道医師会)と横倉義武氏(福岡県医師会)、どの陣営からも推薦を受けなかった羽生田俊氏(群馬県医師会)の3人が当選した。得票数は、中川氏が174票、横倉氏が173票、羽生田氏が165票。代議員総数は357人、このうち欠員および欠席は2人で、投票総数は1065票、無効票はなく、白票が59票、有効投票数は1006票だった。
また、常任理事(定数10)には、唐澤陣営が推薦した現職の今村聡氏(東京都医師会)、森陣営などが推薦した高杉敬久氏(広島県医師会)、原中勝征氏の陣営が推薦した鈴木邦彦氏(茨城県医師会)らが当選した。
新執行部は2日に所信を表明する。任期は2012年3月31日まで。
会長選挙に立候補した原中、森、唐澤3氏は、自身が落選した場合に陣営が推薦した役員候補も就任を辞退する“キャビネット選挙”を行わない方針をそろって示していたが、森陣営が推薦した川島周氏(徳島県医師会)と、唐澤陣営が推薦した飯沼雅朗氏(愛知県医師会)は常任理事選挙への立候補を辞退した。
新執行部の構成メンバーは次の通り(敬称略)。
【会長(定数1)】
原中勝征(茨城県医師会)
【副会長(定数3)】
中川俊男(北海道医師会)、横倉義武(福岡県医師会)、羽生田俊(群馬県医師会)
【常任理事(定数10)】
今村聡(東京都医師会)、高杉敬久(広島県医師会)、藤川謙二(佐賀県医師会)、石井正三(福島県医師会)、三上裕司(大阪府医師会)、今村定臣(長崎県医師会)、保坂シゲリ(神奈川県医師会)、鈴木邦彦(茨城県医師会)、石川広己(千葉県医師会)、葉梨之紀(神奈川県医師会)
【理事(定数13)】
鈴木勝彦(静岡県医師会)、小森貴(石川県医師会)、池田琢哉(鹿児島県医師会)、井上雄元(千葉県医師会)、井戸俊夫(岡山県医師会)、長瀬清(北海道医師会)、笠原吉孝(滋賀県医師会)、小山田雍(秋田県医師会)、大西雄太郎(長野県医師会)、宮城信雄(沖縄県医師会)、鈴木聰男(東京都医師会)、川島龍一(兵庫県医師会)、森下立昭(香川県医師会)
【監事(定数3)】
伊東潤造(宮城県医師会)、嶋津義久(大分県医師会)、妹尾淑郎(愛知県医師会)
キャリアブレイン
執行部決まりましたね!大いに議論してほしい!
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