来年度事業計画など了承―日病が総会

 日本病院会(日病、山本修三会長)は3月27日に総会を開き、今年度補正予算と来年度の事業計画及び収支予算を了承した。月内で退任する山本会長はあいさつで、「(来年度の診療報酬が)10年ぶりのプラス改定となり、辞めるに際して最後はちょっとよかった」などと述べ、2期6年の山本体制を総括した。

 今年度補正予算では、3年後の新法人への移行に伴い、法人内の内部留保率を改善するため新たに創設する2つの基金への繰入支出として合わせて10億円が計上された。
 一方、来年度の事業計画は、▽病院医療の再生▽新公益法人制度への取り組み▽病院団体の再編▽日病創立60周年記念事業への取り組み―などが重点項目。総会に先立って開かれた代議員会で山本会長は、全日本病院協会(全日病)の西澤寛俊会長が昨年秋、「全日病と日病が一緒になっていかなければ、やはり駄目だ」と公言したことに触れ、「真剣に合意を求めて、一つになっていこうという動きがこれから始まると思う」との見通しを示した。

■中医協改革で「日医からアプローチあった」―山本会長が裏話

 総会のあいさつで山本会長は、病院団体の代表者が初めて診療側委員に加わった2005年の中医協(中央社会保険医療協議会)改革で、日本医師会(日医)側から「病院団体から出すのはいいが、日医の名前で(診療側委員)5人出させてほしいというアプローチがあった」と明かした。また、06年度診療報酬改定では「中医協にせっかく人を送ったのに、その最初の改定が小泉内閣の最大のマイナス改定だった」と、その衝撃ぶりを振り返った。

 在任中の反省点として「死因究明制度」を挙げた山本会長は、「これは医療界、病院にとって、極めて重要な問題だと位置付けていたが、やはりいろんな考え方がある中で、ついにまとめられなかった」と悔しさをにじませながらも、民主党を中心とする連立政権下での制度化に期待感を示した。

キャリアブレイン

医療界も各科各団体の執行部選挙がここ数日でたくさんありそうですね?

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救急患者映像を中継、医師が助言
消防庁実験

 救急搬送中の患者の映像を病院に中継、医師がモニターで容体を見ながら救急隊員に適切な応急処置や搬送先を助言するシステムを現場で使う実験を総務省消防庁が昨年11月から今年1月まで実施した。有効性が認められるケースも多く、同庁は今後、普及を目指す。

 「今から患部の画像を送ります」。仕事中に右手小指を切断した自動車整備士の男性が横たわる救急車内。隊員がビデオカメラで撮影、千葉県救急医療センターなど2病院に中継し判断を仰いだ。昨年12月、千葉市での事故。

 小指付け根近くの切断面を観察した医療センターの専門医は「接合手術をやってみる価値はある」と受け入れを即断した。モニターしていた市消防局は、小指を滅菌ガーゼで包み低温に保つよう指示、病院での専門医による手術は成功した。

 消防庁は、映像中継の実験を72回実施。消防庁の有識者検討会は映像が精細で音声入りのため、患者の体のまひや、ろれつが回らないなどの異常も確認でき、有用性が高いと報告した。

 課題はシステムが高価なこと。約300万円の送受信機など、救急車1台だけでも費用は500万円以上。消防庁は自治体がシステムを導入できるよう、財政支援も検討する。(共同通信)

最近画素数が高品質になってきたから、きれいな画像おくれるようになったんでしょうね。

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